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ありがとう函館、愛してるぜ GLAY地元ライブ閉幕 1300人熱狂と歓声
函館出身の人気ロックバンド「GLAY」のライブが4日、函館市民会館大ホールで行われました。3日間にわたって行われた地元ツアーの最終日。ボーカルのTERUさんは「ありがとう函館。愛してるぜ」と呼びかけると、ファン約1300人から大きな歓声が上がりました。
ファンがほぼ総立ちの状態でライブは開演。「THE GHOST」や「限界突破」などを披露すると盛り上がりは最高潮に達し、大ヒット曲の「SOUL LOVE」では、観客も声を出して一緒に歌いました。
まもなく誕生日を迎えるTERUさんとドラムの永井利光さんを祝い、ケーキが登場。ギターのTAKUROさんの掛け声で、全員で「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」を歌って祝福しました。来年がデビューから30年。TERUさんは「今こうしていられるのは、ずっとみんなが手を離さないでいてくれたから。一緒に夢、見ていこうぜ」と声を上げると、ファンは手を振って応えていました。
カラオケで必ずGLAYを歌うという市内上野町の会社員は「デビュー当時からのファン。(TERUさんの)声量は昔のままというか、以前より抑揚がついて迫力が増していた。同じ地元の人間としてこれからも応援したい」と力を込めていました。
今回のツアーは「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2023 ―The Ghost of GLAY―」と題して、今年3月から全国21カ所で開催。函館では1、3、4日の3日間の日程で行われていました。
今回のツアーは、新型コロナウイルス禍で禁止されていた「声出し」が再開。会場のファンは一緒に歌ったり、メンバーの名前を叫んだりした。
開場直前、メンバーの写真が入ったトラックの前では写真撮影をする人だかりができていました。
家族5人で夕張市から訪れた、ゆうばり小6年の女の子は、母の影響でファンになったといい、母親と2人で初めてライブに参加。「TERUさんの歌が楽しみで、昨日の夜もあまり眠れなかった」と興奮気味に話していました。
グッズ販売のブースの前にも長い列ができ、埼玉県から訪れた会社員の2人は「3年ぶりのライブを『聖地・函館』で味わえる。ドキドキしています」と笑顔で語っていました。
(参考:北海道新聞ニュースレター)
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