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五稜郭公園では毎年決まった桜の樹に、突然変異による花が開くそうです。興味をそ
ソメイヨシノ「枝変わり」の花 五稜郭公園、2本で出現
函館市の五稜郭公園のサクラ2本に、直径10センチほどの大きさの花1輪がそれぞれ咲き、訪れる人を驚かせている。公園を管理する市住宅都市施設公社の樹木医、斎藤保次さん(58)によると、いずれも植物の成長点が突然変異する「枝変わり」という現象。花は1週間ほど楽しめるという。
同公社によると、同公園には1515本のソメイヨシノがあり、このうち堀の近くにある「1番」と、五稜郭タワーの麓にある「916番」に花が咲いているのを斎藤さんらが20日までに見つけた。いずれも、高さ5メートルほどの場所にある枝から直接花が咲いており、花びらの縁がギザギザで八重咲きになっている。1番の花は直径10センチほどと大きく、916番は同7センチほど。めしべは葉に変化しており、おしべはない。
斎藤さんによると、1番は3年前から毎年、枝変わりの花を咲かせている。「樹齢70~80年ほどの木で、何らかの理由があるのかもしれない。珍しい現象を楽しんでもらえれば」と話していた。
この他、松前町にはかなりの数の「枝変わり」をした桜の木があります。桜の種類というのはこういう突然変異の「枝変わり」により増えて行くのではないでしょうか。いや、これは桜に限らず、すべての動植物、生き物に言えることではないでしょうか。
(参考:北海道新聞メールサービス)
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