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なまらあちこち北海道|日ハム、ドラフト1位の細野と仮契約

スポーツ

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プロ野球日本ハムファイターズは今季のドラフト1位・細野晴希投手と仮契約を結びました。今シーズンは主力投手もなかなか勝つことができず、最下位に甘んじてきましたが、先発ローテーションに入って活躍してくれることを期待しましょう。

日本ハム、ドラフト1位細野と仮契約 契約金1億円プラス出来高

仮契約を結び、大渕ゼネラルマネジャー補佐兼スカウト部長(右)、坂本スカウト(左)と記念撮影する細野

仮契約を結び、スカウト二人と記念撮影する細野

 日本ハムは17日、ドラフト1位指名した東洋大の細野晴希投手(21)=180センチ、86キロ、左投げ左打ち=と同校で入団交渉し、契約金1億円プラス出来高、年俸1300万円(金額は推定)で仮契約しました。
 細野は「すごい選手になってもらいたいという話をいただき、さらにモチベーションが上がりました。やってやるぞという気持ちになっています」と気合を入れました。
 球団側は大渕隆ゼネラルマネジャー補佐兼スカウト部長と、坂本晃一スカウトが交渉に臨みました。最速158キロの左腕というスケールの大きさから、即戦力の枠に収まらない、日本を代表する投手になるための育成プランを立てると伝えた模様です。
 細野は、しのぎを削ってきた東都大学リーグのライバルたちが、ドラフトで先に指名されていくことが悔しかったといいます。「抜かせる人がたくさんいることが、原動力になる」と、プロでの飛躍を誓いました。

ドラフト会議では「細野の『ほ』が早く流れてくれないかなあと思いながら待っていました。プロ野球選手は小さいころからの夢だったので、指名されてうれしいです」とホッとした表情を見せました。

最速158キロの速球がうなりを上げて捕手のミットに突き刺さり、この速球にカットボール、スプリット、ツーシームなど多彩な変化球を織り交ぜながら打者から三振を奪うというのが、細野の投球術です。

東都一部リーグ(1年秋、2年春、4年秋の3シーズン)で通算76回2/3を投げ84奪三振、同二部リーグ(2年秋、3年春秋、4年春の4シーズン)で通算154回2/3を投げ191奪三振と、イニング数を大きく上回る三振を奪ってきました。走者を背負ったときの一塁けん制のうまさも大きな武器になっています。
(参考:北海道新聞 最新ニュース)

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