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最新の研究によると、化粧と脳波には大きな関係があるとのことです。言われてみればそのようなこと、ありそうですね。
以下はコーセー化粧品の発表内容です。
心と体の変化を左右する「ホルモン」
現在は、近年高まる多様性の尊重やジェンダーレスの観点から、年齢や性別などに捉われず、より幅広いお客さまに寄り添った価値提供を目指すとともに、化粧品を核としながら、より領域を広げ、「美容と健康」に関わる“ウェルビーイング”の分野も視野に入れるなど、事業領域の拡大と高付加価値化を目指していきます。
- 慶應義塾大学 満倉靖恵教授 プロフィール
満倉 靖恵(みつくら やすえ)
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 教授
兼 大学院医学研究科委員 博士(工学)、博士(医学)
生体信号処理、脳波解析、画像処理、画像意味解析、印象解析などをキーワードに、マルチメディア信号処理や生体信号解析・脳神経科学・睡眠解析・うつ病・認知症に関する研究に従事。とくに医工連携に積極的に取り組んでいます。
<満倉教授コメント>
“人に寄り添うコスメ”を目指し、コスメを通した心のあり方についてコーセー様と研究をしてきました。どんなに歳を取った認知症患者であってもお化粧をすることで笑顔になり、その表情が一変することを目の当たりにしてきました。
これらの知見を踏まえ、コスメの力が心を変えることを再認識しました。また心の動きをリアルタイムに捉えることができる感性アナライザを使って、お化粧の行為をすることだけでストレスが徐々に低下することを確認しました。さらに、手で肌にふれながら香りをかぐだけでストレス低下だけでなく、オキシトシンが上昇することも確認しました。
このようにコスメの力は無限大であり、昨今のコロナウィルスによって世界が変わり、落ち込んでしまった心を癒す効果もあるのではないかと考えております。このように無限の力を持つコスメをさまざまなところに活用し人の心を明るくできればと考えています。
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