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なまらあちこち北海道|幻想的なあのオブジェ

北海道

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厳冬期を迎えると、この町が賑やかになります。冬の恒例行事「層雲峡温泉氷瀑まつり」です。その幻想的な光景は一度は見ておきたいものです。
最近は外国人観光客も増え始めています。

氷のオブジェが生み出す幻想的な光景の上川町

大小約30基のオブジェが並ぶ会場(層雲峡観光協会提供)
大小約30基のオブジェが並ぶ会場
 スキージャンプの原田雅彦、高梨沙羅といった五輪メダリストを生んだ上川町。日本最大の山岳公園「大雪山国立公園」の玄関口として知られている。「愛山渓温泉」「高原温泉」といった3つの温泉郷があり、中でも年間約200万人の観光客が訪れるのが「層雲峡温泉」。その道内屈指の温泉郷で毎年1月に開かれる冬の一大イベントが「層雲峡温泉氷瀑まつり」だ。

滝が凍るほどの寒さで自然に出来る巨大なつらら(層雲峡観光協会提供)
滝が凍るほどの寒さで自然に出来る巨大なつらら

 石狩川の河川敷に用意された1万2000平方キロの特設会場には、滝が凍るほどの寒さを生かして制作された大小約30基の氷のオブジェが立ち並ぶ。ライトアップによって作り出される幻想的な光景は「日本夜景遺産」にも認定され、週末を中心に花火も打ち上げられる。

週末を中心に花火も上がる(層雲峡観光協会提供)
週末を中心に花火も上がる

 来年の開催日程は1月27~3月17日で、時間は午後5時~9時半まで(最終入場は9時15分)。入場料は協力金として1人500円。

 純米酒「神川」

「上川」は上川地区のみで販売されている地域限定酒です。地元の上川大雪酒造が、日本酒の製造を中止していた三重県の酒造会社を町内に移転させ、2017年に醸造所「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」を建設して、「神川」の製造が始まった。

 水は大雪山系の湧水を源流とする天然水、米は北海道産の酒造好適米「彗星」「吟風」「きたしずく」の3種。原料は北海道産にこだわり、機械に頼らずにすべて手造りで仕込みを行っている。オンラインショップでも販売していない。上川町に足を運んだ人だけが地元の酒販店やコンビニで購入できる。

北海道産酒造好適米を使用した純米酒「神川」(層雲峡観光協会提供)
北海道産酒造好適米を使用した純米酒「神川」

上川町

 1952年の町制施行により上川町となる。道北の上川地方中部に位置し、面積は約1049平方キロ。気温の寒暖差が大きく、22年は最高が30・4度、最低がマイナス22・8度だった。人口は11月末時点で3153人。特産品はニジマス、純米酒「神川」など。主な出身者はいずれもスキージャンプの原田雅彦、高梨沙羅、勢藤優花らがいる。

(参考:スポーツ報知)

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