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育児に対するママの悩みは尽きません。「ママであることをやめたい」と思う人、思った人はたくさんあるはず。
そんなママたちの悩みに寄り添うのがこの映画です。恵庭市で徐々に話題となっています。
話題の映画「ママをやめてもいいですか!?」
子どもたちにとっては楽しい夏休みが始まりましたが親にとってはお昼ご飯の準備など何かと大変な時期ですよね。
そんな育児ストレスを笑って泣いて吹き飛ばすある映画が密かな人気を集めています。
「おはようございまーす!」今月、恵庭市のコミュニティセンターに子育て真っ最中のママたちが集まりました。
みんなである映画をみるためです。
少しの間、育児を忘れて映画を楽しんでもらおうと会場には臨時の託児スペースも作られました。
ママ「申し訳ないです。すみません、お願いします」「楽しんできてくださーい」
そんなママたちが楽しみにしていた映画が…
「ママをやめてもいいですか!?なーんて思ったことありませんか?」
おととし制作された映画「ママをやめてもいいですか!?」。
子育て奮闘中の家庭に密着し命を生み育むことの難しさや苦悩、そして、喜びを描いたドキュメンタリー映画です。
ナレーションを担当しているのはご存じ!大泉洋さん。
「子どもは可愛いんです。大事なんです。愛おしいんです。でも離れたいんです」
大泉さん:ママだってたまには休みたい。
「育てて、一日面倒みてみろって!」「もうちょっと、自分の時間を削ってもらってもいいのかな」「もっと頑張んなきゃいけない。母親なんだから」
この映画では産後うつに苦しんだママや幼いころに母親が自殺し子どもと、どう向き合っていいかわからないママ。
そして、子どもを抱きしめてあげられないママなどそれぞれが悩みを抱えながら家族とともに前を向く姿が描かれています。
上映会のあとには参加者で映画の感想や日々の悩みも共有しました。
「(パパは)見通しが立たないんだろうなって思います。(こどもを)お風呂あげてはい、自分はビールタイム。いやそうじゃなくて!みたいなけんかをちょくちょくしてるので」
双子のママ「2年前に引っ越して来たばかりで知り合いがいなかったり親が遠かったりコロナで全てが閉鎖されてて本当に苦しくなって逃げたいなと思うことが多々あったので」
恵庭市ファミリーサポートセンター・根深まなみさん「みんなで同じ空間で観てなんとなくすすり泣く声も聞こえながら「あ、みんな同じ気持ちなんだな」って一人じゃない!っていう気持ちを体験してもらえたらすごくいいなと」
イベントが終わり子どもたちを迎えにいくと
女の子「わああああん」
泣く子どもを抱っこするママ「ありがとうね、待っててくれて」
3児のママ「(映画は)共感するところが多すぎて、特にって言われると難しいんですけどでも子どものこといっぱい抱きしめたいなって思いました」
双子のママ「日々もう疲れ果ててるので同じように思ってるいっぱいいるんだなって思えたし、またきょうから頑張ろうって思いました」
この映画は自身も父親である豪田トモさんが監督を務めた作品で父親からの視点も盛り込まれているそうです。
映画『ママをやめてもいいですか!?』はオンラインでもみることができます。
1回500円で支払いから72時間以内ならいつでも何度でも観ることができるということです。
(参考:HTBニュース)
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