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なまらあちこち北海道|冬の人気イベント復活・オホーツク

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来年2月10日の開催が決まった「第24回北見厳寒の焼き肉まつり」の入場券(岩崎勝撮影)
来年2月10日の開催が決まった「第24回北見厳寒の焼き肉まつり」の入場券

オホーツク管内で冬の名物イベントが続々と復活します。
北見を代表する「第24回北見厳寒の焼き肉まつり」と「第53回北見冬まつり」が来年2月中旬、3年ぶりの開催が決定。網走の「あばしりオホーツク流氷まつり」と、紋別の「もんべつ流氷まつり」も実施予定で、コロナ禍が影を落としていた冬季観光が盛り上がりそうです。

北見冬まつり「アイスバーを新設」 焼き肉まつり「チケット既に完売」

北見冬まつりと焼き肉まつりはいずれもコロナ禍で昨年、一昨年と中止に。冬まつりは、ともに北見三大祭りに挙げられる「北見ぼんちまつり」と「きたみ菊まつり」が今年、3年ぶりに実施されたことなどを受け、開催が決まりました。

冬まつりは来年2月11、12の両日で、雪の滑り台や縁日などを用意することになっています。人件費や資材価格の高騰などに伴い恒例の氷像展示は見送りますが、代わりに氷で作る「アイスバー」を設け、市内のバーテンダーらが温かい飲み物を振る舞う予定です。

いてつく夜空の下で七輪を囲む「第21回北見厳寒の焼き肉まつり」の参加者たち=2020年2月7日(岩崎勝撮影)

感染対策に加え、今年10月に韓国ソウル・梨泰院(イテウォン)で起きた雑踏事故を受け、混雑が予想されるステージイベントで場内放送やスタッフによる誘導などを行います。

主催者である市観光振興課の主事は「コロナ下で子どもたちの外遊びの機会が減っていることもあり、多くの方に喜んでもらえるまつりにしたい」と力を込めています。

2000年に転勤族らの発案で始まった焼き肉まつりは、焼き肉のたれが凍るほどの真冬の屋外で七輪を囲み、牛サガリや豚ホルモンなどを味わう「奇祭」として定着。直近の20年は全国各地から2千人超が訪れました。

主催する実行委は他の祭りの状況や国内旅行を促す全国旅行支援の動向などを見極め、来年2月10日の開催を決定。すでにチケット252枚(1枚1万円)は完売する人気ぶりで、北見市観光協会北見支部は「『焼き肉のマチ・北見』をPRできれば」と意気込でいるところです。

「第50回北見冬まつり」で用意された雪の滑り台を楽しむ子どもたち=2020年2月8日(岩崎勝撮影)

流氷の訪れに合わせた「第58回あばしりオホーツク流氷まつり」は来年2月11、12の両日に予定。
「第60回もんべつ流氷まつり」も来年2月10~12日で計画し、「姫路城」のメイン氷像が制作される。いずれもコロナの感染拡大状況や天候などによって中止する場合がありますので、近くになったら情報を確認してください。

(参考:北海道新聞電子版、北見焼肉まつり実行委員会HP)

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