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なまらあちこち北海道|氷上で走れる靴!ホント?・札幌

健康

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氷の上を靴で歩いたら、当然滑る、スリップするというのは当たり前。でも雪国ではそれによる転倒事故が発生して、救急車で運ばれる人が大勢います。

そんな常識的なことがクツがえされそうです。HTBニュースが伝えています。

滑りにくい冬靴を探せ!氷上で走れる靴!?実験で検証!

 

ツルツル路面でひやっとした方、いるのではないでしょうか。今回の「イチバン!!」、テーマは「滑りにくい靴」。どんな冬底が滑りにくいのか、実験してきました。

この季節、道民を悩ますツルツル路面。特に12月は凍結路面で滑って転ぶ人が多く、札幌では過去10年の平均で、12月に350人が転んで救急搬送されました。

皆さんが求めているのは「滑らない靴」。冬底の威力は、年々パワーアップしています。

大丸札幌店・坂口忍サブマネジャー:「滑りにくいものだと、ガラスの繊維が配合されているもの。氷をかむようにガラスが氷に刺さるようになるので、しっかりグリップして止まります」。

大丸札幌店では今、店頭に並ぶ靴のおよそ8割が冬底仕様。おしゃれなロングブーツも、底を見てみると特殊なゴムが付いていて、滑りにくく加工されています。

おしゃれな冬靴もいいのですが、もっと「すごい靴」があると聞いて向かったのが…。

森唯菜アナウンサー:
「(苫小牧の)新ときわスケートセンター。滑らない靴を履いてきてくださいと言われ履いてきました。2年前に内定祝いに父が買ってくれたもので、靴屋さんでイチバン滑らない靴を下さいと言って出てきたのがこの靴です」。

持っている靴の中で、イチバン滑らないという冬靴を履いてきた唯菜さん。ここではどんな「すごい靴」が待っているのでしょうか?

苫小牧ブルームボール協会・安芸政英さん:
「ブルームボールというスポーツの靴。これを履いて、アイスホッケーのリンクの上を走り回る。触ってみますか?」
唯菜アナ:「柔らかい!」
安芸さん:「ゴム質なんです、これで氷を押さえて走る」。

カナダ発祥の氷上のスポーツ、ブルームボール。ブルームは英語で「ほうき」。本格的なアイスホッケーはできなくても、ほうきとボールで手軽に始めた遊びがルーツだそう。スケート靴ではなく、専用の靴を履いてプレーします。

唯菜アナ:「すごい、すごい!全然滑らない!滑ろうとしても滑らないですよ」。

普通の冬靴とどれぐらい違うのか?唯菜さんが履いてきた靴と比べてみました。まずは、50m走から。唯菜さんの靴だと、なかなか前に進みません。

ディレクター:「34秒です」。

本人も信じられない遅さ。それが、ブルームボールシューズだと、なんと14秒でゴール!さらに、反復横跳びでは…。これも、ブルームボールシューズだとこんなに軽々。得意の空手も自分の靴では全く決まりませんが、ブルームボールシューズだと…。

唯菜アナ:「すごい!これなら戦えそう」。

最強と信じきった矢先、ブルームボールシューズに思わぬ欠点が!

苫小牧ブルームボール協会・安芸さん:「コンクリートだと削れてしまう」。

外でも履くことはできますが、氷や雪ではない路面だと靴底の柔らかいゴムが削れてしまうため、日常づかいにはおすすめできないそうです。では、普段使えて滑りにくい靴とはどういうものなのか?せっかくスケートリンクに来たので、実験です。

ご協力いただいたのは、冬道路面の調査研究をしているウインターライフ推進協議会の金田さん。毎日、路面状況の「つるつる予報」も出す、いわば冬道のプロです。

重りを入れた靴に装置をつけて引っ張り、どれぐらいの力をかけたら靴が動き始めるのか測ります。まずは、唯菜さん自慢の冬靴から。次は、デパートですすめられた日本製の冬靴。靴底にはガラス繊維が配合されています。

そして、最近CMで「驚くほど、滑らない。」と話題となっている、アウトドアプランド「コロンビア」が開発した「サップランド」のブーツ。さらに、すでにある靴を張り替えた場合はどうなのかも計測。こちらもガラス繊維入りの冬底を使用しました。

それぞれの靴の重さを考慮して計算した「摩擦係数」がこちら。この「摩擦係数」の数値が大きければ大きいほど、滑りにくい靴と言えます。

今回の実験では、サップランドが最も滑りにくく、次に日本製の冬靴。3シーズン目の冬に突入の唯菜さんの靴が、一番滑りやすい結果となりました。

絶対滑らない靴はありません。皆さんにとってイチバン滑りにくい冬靴を上手に選んで、ツルツル路面を乗り切りましょう。

(参考:HTBニュース)

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