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世界初の球場内ビール醸造所に喉が鳴る
「そらとしば Big-Fly Saison」
「そらとしばシーズナルビール」
案内された開放的なルーフトップ席はバックスクリーン脇に位置し、フィールドを一望できる。天然芝の緑と澄み切った北海道の青空のコントラストに、琥珀色のビールが映える。
喉が鳴る。3銘柄を一口ずつ喉の置くに流し込む。ぷはーっ。うまくないわけがない。
中でも筆者の好みは、最初に飲んだPlay Ball! Aleだった。
セッションIPAというタイプのビールで、軽快な飲み口とホップ由来のさわやかな香り、心地よい苦味が特徴だ。ホップの強烈な苦味と鮮烈な香りが特徴の同社のクラフトビール「インドの青鬼」を愛好していると酒井さんに告げると、「そうでしょうね。IPA系の苦味がお好きなんですね」との言葉が返ってきた。
レストランの敷地内にはビールを醸造する大きなタンクが並んでいる。酒井さんほか、醸造担当のブリューワー児玉ノンナさん(27)と須江弘明さん(40)は昨年12月、長野県から北海道に移り住み、オリジナルビールの開発を進めてきたという。
「北海道の空と天然芝のフィールドが見渡せるここでしか飲めないビールの味を目指しました。作り手としては、飲んでくださるお客さんの顔を見ながらビールを作れるのがいいですね」(児玉さん)。作り手の思いに触れると、クラフトビールの味わいの深い部分まで分かる気がしてくるというものだ。
本拠地移転へ男たちの群像、新庄監督の誕生秘話も
野球を愛する一人の読者として、新スタジアム建設に情熱を注いだ人々の思いに触れ、胸が熱くなった。数々の困難を乗り越えきたエピソードに触れると、「世界がまだ見ぬボールパーク」を目指した思いの強さに感服する。
この春、船出した西スポWEB OTTO!も「新しい野球観戦のスタンダードを提供する」という大きな旗印を掲げた。サイト内のコーナー「タカ番ウラトーク」がそのひとつ。ホークス担当記者が独自情報を試合中に次々発信するコーナーで、新しい試合観戦の楽しみを提案している。新庄監督に「これ面白い!」と言っていただくのが、ひそかな目標となっている。
(参考:西日本スポーツ新聞)
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