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なまらあちこち北海道|サケの遡上、過去2番目の多さ・十勝川

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ここ何年かは、毎年鮭の遡上数が少なく、不漁だ不漁だという声しか聞こえてこない感じでしたが、今年は豊漁のようです。

十勝川の秋サケ遡上 過去2番目1万1131匹 魚体も大きく

    魚道観察室「ととろーど」を通る秋サケの群れ=9月13日(十勝エコロジーパーク提供)
魚道観察室「ととろーど」を通る秋サケの群れ

 

         十勝川の秋サケ遡上 過去2番目1万1131匹 魚体も大きく

十勝川の秋サケの遡上(そじょう)が今年、例年よりも多い数が観測されています。魚道観察室「ととろーど」(町内相川)で10月末までに観察されたサケは1万1131匹で、過去10年間で2番目の多さとなった。魚体の大きいサケが多いのが特徴といいます。

ととろーど職員が魚道を通るサケマスやウグイなどの数を観測した結果、今年のサケの遡上数は7月に1匹、8月が1901匹、9月が6331匹、10月が2898匹でした。

昨年夏は国の緊急事態宣言で休館していた時期があるため、2020年と比較すると8月が9・1倍、9月が17・6倍、10月が1・2倍と軒並み増えています。

同施設の職員は
「ここまで群れをなす様子は近年では見たことがない。今年は去年見られなかった5年魚が多いように感じる」
と話していました。

理由は不明ですが、今年は遡上するサケの魚体が例年より大きいのが特徴とのことです。過去10年間で最も観測数が多かったのは14年の2万9987匹でした。

釧路十勝海区漁業調整委員会が公表した秋サケ定置網漁の漁獲速報によると、10月31日現在の十勝の水揚げ量は52万6780匹で、昨年同期に比べ81%増となりました。十勝総合振興局によると、管内では地域ごとにばらつきが出ているともいいます。

今年のサケの遡上は全道的に多く、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭)は
「日本海、オホーツク海側は海水温が適していたが、太平洋側についてはよく分からない。ただ、ふ化技術の向上で放流後のサケの生存率が高くなってきたことも大きいのではないか」
と分析しています。

同施設では11月末までサケを観察できます。豊漁が期待される鮭の群れを見に来ませんか?

(参考:北海道新聞電子版、47NEWS)

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