なまらあちこち北海道｜５作品が道内から入賞・投稿映像大賞

「話題部門」の最優秀賞に輝いたのは、羅臼町の沖合で去年７月、白いシャチが２頭並んで泳ぐ姿をとらえた貴重な映像です。
ホエールウォッチングツアーを行っていた観光船の船長、長谷川雄紀さんと浜松貢さん、そしてツアーに参加していた小林誠さんの３人が受賞しました。

白いシャチの報告は世界でも２０例ほどで、２頭同時に確認されたのは国内では初めてとみられています。
長谷川さんは「シャチなどの大型鯨類が見られるのは世界自然遺産の知床ならでは。コロナでお客さんは減少していますが、映像をきっかけにまた来てもらえたら」と話していました。
また、浜松さんは「これからも貴重な生き物に出会える環境をみんなで守っていきたいです」と話していました。

そして、撮影のため去年１年間でおよそ５０回ツアーに参加したという小林さんは「幻の生き物と思っていたので、ラッキーという言葉では言いあらわせません」と感動を振り返ってくれました。

話題部門・奨励賞

「話題部門」の奨励賞に選ばれたのは、蝶が羽化する様子を家族で記録した札幌市の陣内麻友美さんの映像です。
幼虫の頃から大切に育ててきたキアゲハのみどりちゃん。
およそ１時間かけて無事に羽化するまでを家族５人で応援しました。
陣内さんは「イモムシからチョウチョになるのは魔法としか思えません、この奇跡の瞬間を家族で見られて嬉しいです、今後も子どもたちと虫を見つけたいと思います」と受賞の喜びを寄せてくれました。

地域賞

地域のニュースに貢献した「地域賞」には３つの映像が選ばれました。
伊達市の沖田廣幸さんの「謎に包まれたクジラ」。
別海町の亀山祐勝さんの「雪かきも楽しく」。
札幌市の中川優美子さん、渡邊敏嗣さん、戸波貴博さんの「札幌にタンチョウ現る」です。
皆さん、受賞おめでとうございました。

（参考：NHKニュース）

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