スポンサーリンク

なまらあちこち北海道|十勝愛いっぱいのケバブ・本別町

グルメ

この記事を読むのに必要な時間は約 1 分40 秒です。

トルコ料理のケバブを道内で販売しているのは珍しいのですが、テント販売は他にない販売法です。そこへ行動を起こした男性のご紹介です。

十勝愛いっぱいのケバブ 「ボリューム満点」ファン笑顔

軽快なソウルミュージックが流れるテント内で、自慢のケバブを手にする樽美さん=12日、釧路市内
軽快なソウルミュージックが流れるテント内で、自慢のケバブを手にする樽美さん
 帯広市から本別町に移住した樽美豪哉(たるみとしや)さん(30)の移動販売店「FULLMOON(フルムーン)」が、道内各地で次第にファンを増やしています。

 十勝産の材料を積極的に用いたトルコ料理「ケバブ」が売りで「自慢の味で、たくさんのお客さまを幸せな気分にしたい」と意気込んでいます。

 2019年の開店時は、キッチンカーで販売していましたが、コロナ禍で移動販売が増え「周囲と同じでは差別化ができない」と、21年にテントでの販売に切り替えました。昨年9月には、3年前から交際してきた町内在住の瑞希さん(30)との結婚に先立ち移住しました。
 樽美さんのケバブには十勝への愛が詰まっているといいます。鶏モモ肉は帯広で仕入れ、肉を一晩以上つけ込む秘伝のもみだれには本別産タマネギを使用。具材のキャベツも町産です。「世話になった皆さんへ感謝の気持ちを込めた」と話します。
 12日は釧路市のスーパー前にテントを構え、6時間で完売に近い90食を提供しました。鶏肉を高さ60センチ、直径30センチになるまで専用グリルの串に刺し、重量20キロの肉のタワーを完成させ、開店すると間もなく客が集まります。

 これまで40食以上を購入したという浦幌町の公務員は「ピリ辛でボリューム満点。やめられない」と絶賛しています。

 既に、道東中心に63市町村で販売し、無料通信アプリLINE(ライン)の公式アカウント登録者は約4千人。ケバブはバーガータイプとロールタイプ(各800円)で、出店場所と時間はアカウントに随時掲載しています。
 「催事に呼ばれる機会も増え、うれしい限りです」と手応えを感じる樽美さんは、瑞希さんと7日に結婚したばかり。「瑞希を大事にして、しっかり働きます」と、ちょっぴり頬を赤らめました。
(参考:北海道新聞ニュースレター)

【スポンサーリンク】

コメント

タイトルとURLをコピーしました