なまらあちこち北海道｜枝幸出身キックボクサー、札幌でRIZINに参戦

　枝幸町出身のプロキックボクサー山川賢誠選手（２９）＝キックボクシングアカデミーサッポロ所属＝が、２４日に札幌で開催予定の総合格闘技大会「ＲＩＺＩＮ（ライジン）・４３」に出場します。国内で人気が高い大会の道内初開催で、山川選手は「自分の存在を知ってもらう機会。大会を盛り上げたい」と意欲十分です。故郷の親類らは活躍を心待ちにしています。

　山川選手は４歳まで枝幸で暮らし、札幌へ転居しました。１７５センチ、５７・５キロのサウスポーで「白銀のファントム」のニックネームを持つ選手です。戦績は２８戦１７勝９敗２分（８ＫＯ）で、国内キックボクシング団体「ＲＩＳＥ（ライズ）」のランキングではフェザー級６位。

　２４日は、平野凌我選手（２４）とキックボクシングルールでの対戦が組まれています。ＲＩＳＥの同階級でランキング３位の平野選手を、山川選手は「いつも派手な試合で相手をしっかり倒す、勢いのある若手」とみています。格上との対戦ですが「対策はしっかりできている。はまれば勝てる」と力強く語っています。

　枝幸に多くいる親類の１人で、会社員の柴田千春さん（５０）は「毎回どんどんうまくなっている。力を出し切って、いつものように頑張ってほしい」と期待を掛けています。

　大会は、インターネットの動画投稿サイトＹｏｕＴｕｂｅで２４日午後０時半から無料配信が予定されています。大会の詳細はＲＩＺＩＮのホームページ
https://jp.rizinff.com/
でご覧ください。（参考：北海道新聞電子版）
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