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なまらあちこち北海道|「名探偵コナン」ファンで賑わう函館

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大泉洋さんの引き換えもあって、道内では大変な人気となっています「名探偵コナン」

観光シーズン到来 函館 “名探偵コナン”ファンでにぎわう

 

本格的な観光シーズンに入った函館市は、人気漫画「名探偵コナン」の映画の舞台になったこともあり、観光客に加えて、多くのファンが訪れてにぎわいを見せています。

函館を舞台にした「名探偵コナン」の映画は先月12日から公開が始まり、函館市などはラッピング電車や路線バスの運行など映画に合わせた企画を行っています。

 

このうち、函館市の五稜郭タワーは、映画で登場する場所を見渡せるほか、市内10か所の観光スポットをめぐるとグッズがもらえるスタンプラリーに参加していて、多くのファンが訪れて専用の台紙にスタンプを押していました。

 

五稜郭タワーによりますと、先月の利用客数は、映画公開の効果もあって、去年の同じ月に比べて1万1970人多い10万3165人となり、開業以来初めて、10万人を超えて4月としては過去最多になったということです。

 

神奈川県から訪れた30代の女性は、「映画の舞台だと知って初めて函館を訪れました。スタンプラリーもあるので、舞台となった観光地をめぐるのが楽しみです」と話していました。

 

五稜郭タワー営業部の横山傑マネージャーは、「映画の公開以降、幅広い年代で訪れる人が大きく増えて、コナンの影響力に驚いています。コロナ禍前の水準を超えたにぎわいになり、うれしく思います」と話していました。

『名探偵コナン』は、黒ずくめの男らに毒薬を飲まされて子どもの姿になってしまった、主人公の高校生探偵・工藤新一が江戸川コナンと名乗り、黒ずくめの組織を追いながら数々の難事件を解決していく推理漫画が原作。1994年から『週刊少年サンデー』で連載がスタートし、96年にテレビアニメ、97年に劇場版アニメが開始し現在までシリーズが続く、国民的人気作品となっている。

劇場版最新作『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』は、公開1日で観客動員数63万人、興行収入9.6億円を突破。配給の東宝は、シリーズ歴代NO.1ヒット作の前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年4月14日公開/興収138.8億円)対比で112%を記録し、さらなる歴代最高記録の更新を狙えるメガヒットスタートを切ったと説明し、前作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』を超える勢いを維持している。

今作の物語は函館を舞台に服部平次と怪盗キッドが激突するストーリー。和葉への告白場所&時期を逸しまくっている平次に立ちはだかるのは因縁のキッド…。かつて平次はコンクパール「妖精の唇」を巡る事件の時、キッドが変装した和葉に思わず壁ドン、そのままキスしてしまいそうになった過去があった。

和葉が絡むとポンコツ探偵になってしまう平次が、劇場版最新作でキッドに借りを返し、和葉に告白するのか? 平次と和葉を見守る大岡紅葉、伊織無我、沖田総司も登場する。

■『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』興収の流れ
初日:観客動員数63万人、興収9.6億円
公開3日間:観客動員数227万4333人、興収33億5249万4500円
公開10日間:興収65億円
公開22日間:観客動員数732万人、興収105億円
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』の公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)高山みなみ、江戸川コナン、大泉洋 (C)ORICON NewS inc.

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(100まんドルのみちしるべ)』の公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)高山みなみ、江戸川コナン、大泉洋

(参考:NHK NEWS WEB、北國新聞DIJITAL)

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