なまらあちこち北海道｜旭川実業高 女子バレー部 笠井季璃選手がV1のトヨタ車体へ

旭川実業高校、女子バレーボール部の笠井季璃選手が、愛知県に拠点を置く国内トップリーグのＶ１女子、「トヨタ車体クインシーズ」に加入することになり、７日、高校で記者会見を開き、意気込みを語りました。

旭川実業高校３年の笠井選手は、道東の別海町出身の１８歳で、高い運動能力と全身のバネを生かした力強いスパイクを武器に抜群の得点力を誇るアタッカーです。

旭川実業高校ではキャプテンを務め、１１月行われた全日本高校選手権の北海道予選ではチームを２連覇に導いたほか、１９歳以下の日本代表でも中心選手として活躍しています。

笠井選手は、このほど愛知県に拠点を置く「トヨタ車体クインシーズ」に加入することが決まり、７日午後、高校で記者会見を開きました。

このなかで笠井選手は「体は決して大きくないので、スパイクだけでなくディフェンスも磨いてオールラウンダーとして活躍したい。はじめは高いレベルについていくのに精いっぱいかもしれないが、実績を積み上げて、いつかオリンピックで金メダルを取りたいです」と意気込みを語りました。

そのうえで、「バレーボールだけではなく、北海道でスポーツをするすべての子どもたちの憧れになれるよう、プレーだけでなく人間性も磨いていきたいです」と話していました。

笠井選手がキャプテンを務める旭川実業高校は１月４日に東京体育館で開幕する全日本高校選手権に出場します。