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なまらあちこち北海道|夕張めろんがロウソクに?・夕張

北海道

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夕張を照らすメロン型ろうそく

夕張、と言えばすぐにメロンを思い浮かべる読者も多いでしょうね。IKメロンと名付けられた赤身のマスクメロンは特許に基づく種を購入して作られるため、価格が高いようです。
夕張市内の、夕張メロン梱包(こんぽう)会社「ホクユーパック」が、メロン型のガラス容器を使ったろうそくの販売を始めました。

その容器が実は特徴的なのです。というのも、30年前に夕張市内産のハチミツをガラス容器に入れて売られていたのですが、そのはちみつが販売中止となり容器だけが約3千個が倉庫に眠っていたものです。

2年前、容器を廃棄するという話を聞いたホクユーパックが譲り受けました。しかし使い道が決まらないまま2年が過ぎた頃、社員のアイデアで、「市販のろうを顔料で緑色などに着色し、さらに透明な容器もメロンの柄に塗るなどして、ろうそくとして販売したらどうだろう」ということでこの商品が開発されました。

こういうアイデアを社員に求めて、常に前向きに開発を進めるというのは良いですね。

容器の中に入れたろうそくをともすと光が乱反射し幻想的な雰囲気となるため、同社は「新型コロナウイルス禍の癒やしになれば喜ばれるだろう」と期待し販売することになりました。

アイデアはまだありました。全て社員の手作業で、容器の中に砂や貝殻を入れたり、容器を飾り付けたりして個性を出したのです。

グループ会社が所有する夕張メロンドームなど市内3カ所の売店で5月22日以降、1個1500~2千円で販売を開始します。

ろうそくとして使い切ったら、発光ダイオード(LED)ライトを入れてランプにしたり、花瓶にしたりしても使えるという使用後のアイデアも紹介しています。

ホクユーパックの会長は「夕張リゾート破産など暗い話題が多い夕張ですが、新商品を売り出すなど地道な活動で夕張を盛り上げていく援助になればうれしいです」と話しています。

興味を持たれた方は、直接お問い合わせください。
http://hokuyupack.com/contact/

(参考:北海道新聞・志村直氏、47NEWS)

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