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なまらあちこち北海道|日ハム秋のキャンプは異例のメニュー

スポーツ

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今季、12球団で一番エラーが多かった日ハム。新庄監督の宣言通り、エスコンフィールドでの秋キャンプが守備練習から始まりました。

日本ハム秋キャンプ 異例のメニュー、「天然芝用の守り」徹底

 「ディフェンス(守備)デー」と名付けられたキャンプ初日を終え、清宮は物足りなさを感じたらしいです。「もっと守備練習をしたかった。もっととことんやりたい」
 秋季キャンプで、全体練習の3時間のほぼすべてを守備メニューに費やしたのは異例のことです。決して、練習内容が薄かったわけではありません。本来打撃が売りの清宮の言葉は、守備力向上を急がなければいけない、との危機感の表れとも言えます。
 そんな清宮ら内野手たちを、谷内内野守備走塁コーチは従来のノックでじっくりと鍛えました。これに対し、森本外野守備走塁コーチはトスされたボールを打って速い打球でノックをしました。実戦さながらの生きたボールを捕球する練習です。

 今季「内野は速い打球でのミスが多かった」と新庄監督。12球団ワーストの94失策を喫した反省を生かした練習メニューでした。

 臨時コーチに呼ばれた元中日の荒木雅博氏は、併殺を取る練習で二遊間に立ち、内野守備の名手と言われた「目」で、ファイターズの選手の課題をあぶり出しました。選手たちは、天然芝でどうバウンドするかに気を取られ、ボールを待って構えているといいます。「今までやってきたように、バウンドに合わせて取るのは通用しづらい球場」。だから、前に出て捕球する大切さを選手に呼びかけました。

 天然芝に苦しんだ上川畑は、このアドバイスがしっくりきたということです。「1歩目を待ってしまうことがあった。前に出る守備を続けていきたい」。天然芝用の守りを体に染みこませる秋になるようです。
今季、チーム最多の13失策を記録した清宮幸太郎選手(24)は「『意外とうまいね』と言って頂きました。期間中は基礎をみっちりやりたい」とやる気を見せています。
 練習はファンにも公開され、この日は約4500人が来場。有料の席はわずか30分で完売しましたが、無料で見学できる座席エリアも用意されています。
初日を終えた新庄剛志監督は「ファンが見てくれると恥ずかしいプレーはできない。選手たちはいい緊張感の中で練習を続けられる」と手応えを口にしていました。キャンプは12日までで、開場は午前9時となっています。(6日は休日)
(参考:北海道新聞デジタル版、YAHOOニュース)

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