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なまらあちこち北海道|故郷への思いを歌に込めた歌手・坂本みさとさん、流氷まつりでステージ

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紋別出身の演歌歌手・坂本みさとさんが、紋別流氷まつりで歌い、故郷に錦を飾ることができました。

古里への思い、歌に込めた 紋別出身の演歌歌手・坂本みさとさん 流氷まつりでステージ「夢が一つ実現」

ガリンコ号に合わせ、赤い衣装でもんべつ流氷まつりのステージに立つ坂本みさとさん
ガリンコ号に合わせ、赤い衣装でもんべつ流氷祭りのステージに立つ坂本みさとさん
紋別市
 紋別市内で10~12日に開かれた「第61回もんべつ流氷まつり」で、紋別出身の演歌歌手・坂本みさとさんが連日ステージに立ち、伸びやかな歌声を響かせた。現在は本格デビューを目指し、商業施設などで歌を披露したり、CDを発売したりするなど着実にキャリアを重ねている。目指す演歌歌手としての姿や、紋別への思いを聞いた。

 ―現在の活動を教えてください。

 「昨年12月に初のオリジナルCD『夢さくら草』を発売しました。『ここから頑張る』という決意を込め、演歌歌手への憧れを歌っています。普段は関東の商業施設やカラオケ喫茶、温浴施設のステージに出演し、BS12の音楽番組ではアシスタントMCをしています。多くの人に知ってもらおうと、自身のユーチューブチャンネルでカバー曲も投稿しています」

 ―演歌歌手を目指したきっかけを教えてください。

 「紋別の祖母の家で演歌番組が流れていたこともあり、小さな頃から演歌が好きでした。親の仕事の都合で6歳から旭川に住んでいたのですが、小学校高学年の時には学校前の老人ホームのチャイムを押して『歌わせてください』と頼み、何度か訪問しました。演歌歌手を目指そうと決めたのは中学生の時です。高校3年の時にはNHKの歌番組で北海道王者になり、卒業後は演歌歌手を目指して上京しました」

 ―オリジナルCDに収録した「生まれた街はオホーツク」は坂本さんが作詞を担当したそうですね。

 「ガリンコ号をイメージした『赤い船』や『はまなす通り』など紋別らしさを入れました。北海道や紋別が大好きなんです。頻繁に祖母のところに遊びに来ていたので、紋別の海は特に印象に残っています」

 ―今後の目標を教えてください。

 「小さい時に流氷まつりに出演した演歌歌手を出待ちし、手紙を渡していました。港まつりと流氷まつりで歌うという夢が一つ実現しました。これからは聞いた人がホッとしてくれる演歌を届けられる歌手になりたい。北海道、そして全国の皆さんに歌声を届けられるよう頑張ります」
(参考:北海道新聞ニュースエディター)
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