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フィンランド発祥のスポーツ「モルック」が、清田区で初の大会が実施されました。最後にルールについての動画を掲載しています。
「レッツモルック!」フィンランド発祥のスポーツ“モルック”とは
シンプルなルールで誰でも楽しむことができる「モルック」と呼ばれるスポーツの、初めての大会が札幌市清田区で開催されました。
フィンランド発祥のスポーツ「モルック」は12個並べられたピンに向かって、木の棒を投げ、倒れたピンに書かれた数字や本数を計算して、ちょうど50点になるのを競います。
「モルック」はシンプルなルールであることから、誰でも楽しむことができるため札幌市清田区は普及を進めていて、今回、初めての大会が開かれました。 清田区は、今後も大会などを開催していきたいと話しています。
道具
モルック
投げる棒のことをモルックという。下手投げで行うのが基本。
スキットル
木製のピン。モルックを投げて
スキットルを倒す。
モルッカーリ
モルックを投げる位置を示す。
地面において使用します。
ルール
モルックを投げて倒れたスキットルの内容によって得点を加算していき、先に50点ピッタリになるまで得点した方が勝ち!
モルックを投げる地点にモルッカーリを置き、そこから3~4m離れたところにスキットルを右の図の順番に並べます。これがゲームスタート時の配置です。投擲時にモルッカーリに触れたり、踏み越えるとフォルトとなり0点となります。
2チーム以上で対戦しますので、投擲順を決め、順番にモルックを投げてスキットルを倒します。1本しか倒れなかった場合は、「倒れたスキットルに書かれている数字=点数」となります。
複数本のスキットルが倒れた場合は、「倒れた本数=点数」となります
スキットルは、倒された地点で再び立てられます。
そのため、ゲームが進むにつれてスキットルが広がり、倒すのが難しくなってきます。いずれかのチームが50点を先取した時点でゲーム終了となります。
完全に倒れていない場合
スキットルが完全に倒れていない
(重なって地面についていない)
場合はカウントしません。
50点を超えた場合
50点を超えて得点した場合、
25点へ減点され、
ゲームは継続されます。
3回ミスが続いた場合
3回連続スキットルを倒せず、
失投した場合0点と記録され、
失格となります。
モルックアウトとは?
3試合の累計などで勝敗を決める際に、同点になった場合に行われます。
- 図のように、手前から[6]、[4]、[12]、[10]、[8]の順にスキットルを並べる。
その際モルック(投げ棒)の長さの間隔にする。 - それぞれのチームメンバーが1回ずつモルックを投げる。
投げられる度にスキットルは元の位置に戻す。 - 点数は通常のモルックと同じように計算します。
(1本倒れたらスキットルの数が点数、数本倒れたら倒れた本数が点数) - チームの総得点で勝敗を決めます。
- チーム点数が同点になった場合は、1対1でサドンデス勝負をします。
[12]だけなど、高得点1本を狙うのが難しいので、コントロールとスキルが必要です。
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