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大学野球で東農大北海道が、全国に先駆けて神宮への切符を手にしました。このところプロ野球の選手を輩出している同校野球部。また新たなヒーローが誕生しそうです。
でもまだ神宮では1勝もできていません。頼むぜ今回は!
東農大北海道が3年連続神宮切符 代表決定戦連勝で秋の大舞台一番乗り【大学野球】
◆明治神宮大会北海道地区代表決定戦
▽第2戦 東農大北海道10―6北海学園大(13日・札幌円山球場)
2戦先勝方式の第2戦が行われました。初戦を制した東農大北海道が北海学園大に連勝し、3年連続5度目の明治神宮大会(神宮、11月15日開幕)出場を全国一番乗りで決めました。
「気合と根性」で先発野手全員安打の13安打10得点。粘り強い攻撃で得点を重ねた結果です。
円山の空に東農大北海道ナインが人差し指を突き上げました。4点リードの9回。最後の打者を打ち取ると、マウンドで喜びを爆発させました。
過去の代表決定戦はいずれも1敗以上していたが、同校史上初の連勝で神宮切符を獲得。3打点の4番・金子隼人一塁手(4年=帝京八王子)は「素直にうれしい」と頬を緩めていました。
優勝決定戦までもつれ、苦しい戦いが続いた今秋でしたが、三垣勝巳監督(43)が何度も口にしてきた「気合と根性」の精神で13安打を放ちました。金子は4番打者でも追い込まれてから指2本分バットを短く持ち、1回に先制3ラン。同点の4回裏には5~7番に座る2年生が粘り強く食らいつき、3連打で勝ち越したのです。決勝適時打の7番・北口祥夢捕手(旭川実)は「気合と根性だけで打てました」と白い歯をこぼしていました。
3年連続で北海道の頂点に上り詰めた東農大ですが、目指す場所が先にあるからこそ指揮官は表情を緩めません。春の全日本大学選手権を含め全国大会は3季連続初戦敗退中で「ここから、どういう戦い方をするかが大事」と語っています。
明治神宮大会過去最高の4強(14年)超えを見据え、網走から神宮に乗り込みます。
頼むぜ東農大!
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