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なまらあちこち北海道|札幌山の手ラグビー部、26連覇

スポーツ

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29日に行われた北海道高等学校選手権で、札幌山の手高校が立命館慶祥を破り、26連覇を果たしました。
この後、全道大会で優勝したチームが花園に臨みます。

札幌山の手、立命館慶祥破り札幌支部予選26連覇…ラグビー北海道高校選手権

後半10分、トライを決める高木彗那(中央)
後半10分、トライを決める高木彗那(中央)

ラグビー 北海道高校選手権札幌支部予選

▽決勝 札幌山の手57―7立命館慶祥(29日、札幌月寒ラグビー場)

 札幌山の手が、立命館慶祥から9トライを奪い57―7で快勝し、26連覇を決めました。

 昨年の支部決勝も同カードで山の手が大勝(49―0)しましたが、南北海道大会決勝では立命館に7―18で敗れたのです。2年ぶり花園出場を目指す今季、支部は出足の速さとパワーでライバル対決を制することができました。

 FW第3列コンビが3トライずつの猛攻を見せました。火付け役は174センチ、95キロのNO8高木彗那(せな、3年)。前半4分、相手ゴール前左ラインアウトからモールを押し込み先制トライ。
「コンタクトエリアでのボールキャリー、タックルに体を張ろうと思っていた。最初のチャンスもフィジカルを生かし飛び込みました」と胸を張ってみせた。

 その4分後には175センチ、85キロのフランカー石川智也(3年)の番です。センターライン付近で相手パスをインターセプトすると、1人で走り抜き中央にトライ。
「相手はパスが多いので狙っていました」というトライで勢いに乗りました。ともにその後も2トライずつを重ね、相手を突き放しました。

 2人とも父が元ラガーマン。高木は帯広緑園中では陸上部と掛け持ち、砲丸投げで全道中学6位入賞のパワーがラグビーでも生きています。石川は札幌あいの里東中ではサッカー部と二刀流。FWで培ったスピードが武器です。

 2人の目標は、同じFW第3列のOBリーチ・マイケル(34)=BL東京=。リーチが出場した、7月22日のテストマッチ日本代表対サモア戦(札幌D)も全校応援し声援を送りました。9月22日に開幕する南北北海道大会の決勝戦(10月1日)も、初めて札幌ドームで開催されます。

 高木は「リーチさんのようにタックルされてもすぐ起き上がりチームに貢献し、2年ぶり優勝を目指したい」。
石川も「バチバチ、コンタクトプレーで体を張って勝ち上がり、リーチさんにエールを送りたい」とW杯に臨む偉大な先輩との“共闘”を口にしました。

立命館慶祥「先輩たちのように南大会でリベンジ」

 立命館慶祥は前半0―17から、フランカー沖本宗礼(3年)のトライ、コンバージョンで7得点を返しましたが、その後は接点の攻防で後手に回り大量失点を許しました。昨年は支部決勝の大敗から南北海道決勝で雪辱を果たし、初の花園出場を果たしました。

 プロップ藤村北斗主将(3年)は「外側のオープン攻撃など通じた部分もあった。強力FWに対するディフェンスを修正し、先輩たちのように南大会でリベンジしたい」と前を向いいています。

ともに3トライを挙げ活躍したNO8高木彗那(左)とフランカー石川智也
ともに3トライを挙げ活躍した山の手・NO8高木彗那(左)とフランカー石川智也
(参考:スポーツ報知)

 

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