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幻想的な冬の小樽を彩る「小樽・雪あかりの路」が戻ってきます。楽しみが増えました。
メイン会場を運河に集約 旧手宮線跡は大幅縮小
冬の小樽の街をろうそくの光で彩る「小樽雪あかりの路(みち)」の実行委は25日、「旧国鉄手宮線跡地」と「小樽運河」の2カ所のメイン会場を、来年2月の第25回は運河周辺に集約する方針を固めました。
正式の決定は12月です。手宮線跡地は、スノートンネルなどが人気を集めていましたが、雪の搬入費用などの負担が重く、経費節減を図るということで変更されました。
その分、運河会場は規模を拡大することになっています。
1999年の第1回からメイン会場の一つだった手宮線跡地は、約500メートルにわたってスノートンネルや雪のオブジェが設けられ、幻想的な雰囲気の中で写真撮影や散策を楽しむことができました。
雪の搬入に毎年約100万円かかり、小樽市からの補助金や企業からの協賛金が減る中で継続は困難と判断したものです。会場の一部は残し、小規模な雪像は作ることになっています。
運河会場には、市が昨年12月に取得した歴史的建造物「旧北海製缶小樽工場第3倉庫」などがある北運河エリアを加えます。
飲食店の仮設店舗を集めた「横丁」を新設するほか、第3倉庫をライトアップし、北運河エリアの観光振興も図りたい考えです。
雪あかりの路は、新型コロナ感染拡大前の2019年2月には約47万人が来場した人気イベント。来年の第25回は2月11~18日の8日間の予定で、3年ぶりに通常開催を目指しています。
久しぶりに多くの人たちで賑わうお祭りが期待されます。
(参考:小樽ポータルHP)
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