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改めて紹介するのも「今さら」という気もしますが、まだ一度も北海道や札幌を訪れたことのない人には、どんな場所があるのか、などということは気になりますよね。
そこで、札幌の散策コースを紹介する書き込みがありましたので、ご紹介します。
北海道の中心都市で、多くの飲食や観光スポットが集まる街・札幌。海鮮丼やジンギスカンといったグルメはもちろん、せっかくなら観光も楽しみたい・・・。そんな初めて札幌に訪れる方でも楽しめる1泊2日散策モデルコースをご紹介します。
札幌ってどんな街?
写真:サトホーク北海道庁旧本庁舎
札幌は北海道を代表する都市のひとつ。碁盤目状の通りが特徴的な街で、緑の美しい公園をはじめ、明治時代の開拓の歴史を伝える施設などがあります。また札幌市の郊外にも見どころがあり、広範囲で観光を楽しめる街です。
そのほか、全道から絶品の食材が集まるグルメタウンとしても有名。大通公園周辺や市電の狸小路(たぬきこうじ)周辺、さらに地下鉄・すすきの駅周辺を中心に飲食店が集まっており、名物の味噌ラーメンをはじめ、ジンギスカンやスープカレー、海鮮料理などを堪能できます。
今から、考えておくのも楽しい企画になるかもしれませんね。
- 写真:サトホーク快速エアポート
札幌市内へは、新千歳空港からJRまたは空港連絡バスを利用するのがおすすめ。JRの場合、JR千歳線の快速エアポートで約40分で行くことができます。また空港連絡バスは、約1時間10分で札幌駅へアクセスすることが可能。1時間に2~3本運行しています。
絶景スポット・羊ヶ丘展望台でクラーク像を前に記念写真を撮ろう!
写真:サトホークJR札幌駅
旅の始まりは札幌駅から!JRや札幌市営地下鉄南北線、東豊(とうほう)線が走っているターミナル駅で、駅周辺には大丸百貨店や札幌パセオ、札幌ステラプレイスといった商業施設が立ち並んでいます。
札幌駅からは地下鉄南北線に乗って大通駅へ。約1分で到着します。また地下道で行くこともでき、約12分で大通駅へアクセスできます。
宿泊するホテルへ荷物を預ける
写真:サトホークラ・ジェント・ステイ札幌大通
大通駅に到着後、5分ほど歩くと今回宿泊するホテル「ラ・ジェント・ステイ札幌大通」に到着。札幌の繁華街・狸小路やすすきのへのアクセスに便利なところにあります。札幌市内のホテルとしては珍しく天然温泉に入浴できるホテルで、旅の疲れを癒せます。
大通駅からさっぽろ羊ヶ丘展望台へ移動
写真:サトホーク地下鉄東豊線
ホテルで荷物を預けたら、最初の目的地・羊ヶ丘展望台へ移動しましょう。大通駅から地下鉄東豊線に乗って約15分で最寄りの福住(ふくずみ)駅へ。ここから北海道中央バスに乗車し、約11分で北海道を代表する絶景スポットへ到着します。
羊ヶ丘展望台で絶景を楽しむ!
写真:サトホーク羊ヶ丘展望台
さっぽろ羊ヶ丘(ひつじがおか)展望台は、当時の北海道農業試験場の一角にオープンした展望台。クラーク博士像と同じポーズで記念撮影したり、展望台から札幌ドームや札幌市内の街並みを眺めて楽しみましょう。ポーズをとる際、腰の後ろに左手を置き、右手は指差しではなく、真っ直ぐ手を伸ばすようにするのがポイントです。
クラークはアメリカ出身で、明治時代に札幌農学校(現在の北海道大学)の初代教頭として、動物学などを教えたお雇い外国人。札幌を離れる際、生徒たちに「ボーイズ・ビー・アンビシャス(青年よ、大志を抱け)」と叫んだことでも有名です。クラーク博士像の台座にはポストがあり、専用の用紙(1枚・100円)に夢や願いを書いて投函できるので、ぜひ試してみて。
写真:サトホーク
絶景だけでなく、放牧された羊たちにも注目。春から雪が降る前まで毎日クラーク像の近くにある牧草地に放牧されており、のんびりと過ごしている羊たちを見ることができます。
写真:サトホークさっぽろ雪まつり資料館
クラーク博士像から少し歩くと、さっぽろ雪まつり資料館が見えてきます。さっぽろ雪まつりは、1950年からスタートした札幌を代表する冬のイベントで、その歴史について紹介しているほか、過去に作成した雪像の模型が展示されています。
売店でグルメやショッピングを楽しむのもおすすめ
写真:サトホークオーストリア館
展望台で絶景を楽しんだ後は、売店でグルメやショッピングを楽しみましょう。オーストリア館は、1972年の札幌オリンピックでオーストリアの選手村として使われていた建物を展望台に移築。現在はテイクアウトグルメやお土産を販売しています。また隣接する羊ケ丘レストハウスでは、特選ラム肉を使ったジンギスカンをいただけます。
ここのジンギスカンは、札幌市内でも異色の焼き方です。どんな方法かは、行ってからのお楽しみに。
写真:サトホーク白い恋人ソフトクリーム(ダブル・税込360円)
オーストラリア館1階にある「羊ケ丘ソフト」では、札幌の銘菓・白い恋人で使われているホワイトチョコレートやミルクチョコレートが入ったソフトクリームや、ラベンダーの香りがするソフトクリーム(税込360円)を提供しています。
写真:サトホーク
また2階ではお土産を販売。じゃがポックルなどの北海道のお菓子はもちろん、羊ケ丘展望台のキャラクター「ジンギスカンのジンくん」を描いたキーホルダー(税込660円~)やマグネット(税込550円~)、缶バッジ(税込330円~)など、かわいいデザインをしたアイテムが手に入るので、チェックしてみて。
札幌の中心地「狸小路」と「大通公園」周辺を散策しよう!
写真:サトホーク狸小路
羊ケ丘展望台でのどかな絶景を楽しんだところで、札幌の繁華街・狸小路と市民のオアシス「大通公園」へ行きましょう。このうち札幌市電「狸小路」駅や「すすきの」駅周辺には、名物「札幌ラーメン」を味わえるお店が集まっており、中には大手グルメ比較サイトで高評価を獲得したお店もあります。
バスで狸小路へ移動
写真:サトホーク
羊ヶ丘展望台で絶景を満喫した後は、札幌駅行きの北海道中央バスに乗りましょう。南北線の平岸駅、中島公園を経由し、約30分で狸小路近くにある最寄りのバス停「南3条」バス停に到着します。
地元で人気のラーメン店「らーめん 空」で名物味噌ラーメンを食べよう!
写真:サトホークらーめん空 本店
バス停から少し歩いたところにある「らーめん 空」。北海道産の豚骨と焼き味噌で作ったラーメンが自慢のお店で、観光客はもちろん、地元の方からも人気を集めています。
写真:サトホーク味噌ラーメン(税込800円)
おすすめの「味噌らーめん」は、チャーシューにおろししょうがをトッピングしているのが特徴。コクのある濃厚なスープとチャーシュー香ばしさが、麺のツルっとした食感によく合います。
札幌のシンボルタワー「さっぽろテレビ塔」で真上から大通公園を見よう!
写真:サトホーク大通公園
札幌ラーメンを味わったところで次の目的地へ。札幌のオアシス・大通公園(おおどおりこうえん)に行きましょう。全長1.5キロメートル、東西に伸びる公園で噴水をはじめ、札幌のランドマークである「さっぽろテレビ塔」、さらに「泉の像」といった彫刻作品などもあり、心地よい風を感じながら散策できます。
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