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日本航空北海道、札幌山の手破り創部1年目で初タイトル…初出場ウインターカップに弾み
◆バスケットボール 北海道・札幌地区高校秋季新人戦▽女子決勝 日本航空北海道90−88札幌山の手(26日、東海大札幌高体育館)
男女決勝戦で、女子は今春創部したオール1年生軍団の日本航空北海道が、札幌山の手に90―88で競り勝ち初優勝し、初出場するウインターカップ(WC=12月23日開幕、東京体育館)に弾みを付けました。180センチのPF庵原有紗がチーム最多25得点、SG西川葵主将も23得点で貢献した。男子決勝は東海大札幌が、決勝初進出の札幌国際情報に91―43で快勝しました。
初陣WCへ、一段と勢いがつく初タイトルです。最終Q、10点ビハインドから猛反撃。180センチの庵原がゴール下で連続ゴールを決め、残り1分を切った時85―86でリバウンドをねじ込みついに逆転したのです。再逆転されながらも相手反則を誘い、フリースローを決め同点。PG中村泉咲(みさき)が残り11秒、右45度からミドルを決め、難敵を競り下しました。
惜敗(87●94)したWC道予選の山の手戦でも23得点した中村は「絶対決めて雪辱したかった」と納得顔を見せます。同大会で厳しいマークに遭った庵原もこの日は25得点、14リバウンドと存在感を発揮。「全国大会を想定しゴール下の一対一、気持ちで負けないプレーを心がけました」と笑顔を見せました。
今春創部したオール1年生軍団ながら、夏の高校総体に初出場し16強。WC道予選も第2代表で出場権を獲得しています。今大会では予選リーグに続き、山の手に連勝となりました。
WC初戦(12月23日)は下妻第一(茨城)と対戦。西川主将は「今日の山の手戦で、走力やディフェンス強度が落ちたら、つけ込まれることを再認識しました。本番までに集中力と精度を高め、夏以上の成績を目指します」と冬の大舞台を見据えています。
札幌山の手、悔し涙
1年生司令塔として今夏の高校総体3位などに貢献したPG高橋優希は、逆転負けに「勝負どころで決めきれず、ミスも出て、流れを持っていかれた」と悔し涙を流していました。「WCまでに、目標とする森岡ほのかさん(現・日立ハイテク)のように攻守で安定感を身に付けたい」と気合を入れ直していました。
(参考:スポーツ報知電子版)
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