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なまらあちこち北海道|地球の歩き方・北海道版30日発売

北海道

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いよいよ30日発売です!

「地球の歩き方」北海道版、30日発売 

旅が好きならば、一度は手に取ったことがあるはずです。黄色い体裁がトレードマークの「地球の歩き方」。旅に寄り添う「おせっかいな内容」で、これまで海外の国・地域を訪れる日本人の旅人を助けてきました。

ですが、新型コロナウイルスの影響で海外旅行が停止。目を付けたのが、身近な国内旅行という訳です。海外版に通じる切り口が好評で「まるで海外を旅しているようだ」という声が寄せられる内容です。

北海道版も6月30日に発売されます。
地球の歩き方は、1979年の創刊。海外旅行の「お供」として約160の国・地域のガイドブックを刊行しています。

これまで海外の国や地域を紹介してきたきましたが、東京オリンピック・パラリンピックの開催(2021年)の記念として、19年4月ごろに初の国内版として、「東京編」が企画されました。ところが、新型コロナ感染拡大の影響で、大会は延期、紹介する予定だった「飲み屋街」の飲食店なども軒並み閉店し、再編集を余儀なくされました。

地球の歩き方といえば、冊子の分厚さが物語るとおり、多岐にわたる情報量が魅力となっています。海外版を開けば、観光地や宿泊施設だけでなく、地域の歴史や細かな移動手段、マナーなどの旅先で役立つ内容が取材、紹介されています。

東京版ではこのノウハウを生かし、地元で当たり前の満員電車を「東京名物」と位置づけ、「時に危険を伴うほどのすし詰め状態となることを忘れないでほしい」と注意を促すなどのユーモアを交えて連ねました。

これらを紹介した東京版は20年9月に発売。海外版を含めて歴代トップ10に入るほどの好調な売れ行きで、すでに累計約9万2000部を発行したといいます。

編集長の宮田崇さん(44)は「予想外」と驚きを隠しません。
「東京編は私たちが実際に旅して感じた『夏は予想以上に暑いから着替えを多めに持っていこう』
というようないろいろとおせっかいな情報もあるようです。身近な場所でも、読者が面白がってくれています」
とヒットの背景を分析しています。

東京版を発行した当初、シリーズ化は念頭になかったということですが、売れ行きが好調で、新型コロナによる海外旅行需要の減少もあり、方針を転換しました。

東京多摩地域版、人気観光地として、沖縄版、京都版の4種類を発行しています。満を持して、第5弾として発行されるのが北海道版です。道内の全179市町村を網羅し、「地球の歩き方 北海道2023~24」が30日に発売されます。

別冊を含めると528ページ。人気観光地で400ページを超えるパリ版やエジプト版よりも厚いということで、道内だけでなく、世界各地を旅した敏腕スタッフら15人前後が取材し、1年以上をかけて制作しました。

10日間で道内沿岸を回る異例のコースを紹介するほか、キャンプやグランピングができる多様な宿泊施設も盛り込んだ内容です。札幌や小樽、函館などの有名観光地を取り上げるだけでなく、アイヌ語由来の地名を紹介するなどして、道内の独特な歴史や文化の解説も充実させています。

自身も北海道ファンという編集プロデューサーの今井歩さん(43)は
「一家に一冊あれば毎週末を楽しんでもらえるものになっています。地元の人、縁のある人、多くの人の手に届いてほしいものです」
と期待しています。

(参考:YAHOO JAPAN ニュース)

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