この記事を読むのに必要な時間は約 3 分7 秒です。
ゴミ拾いをスポーツ化した大会があるのをご存じですか?
高校生たちが3人1組になって、ゴミを拾い、その数と量で順位を争うという大会です。
2018年から始まり、全国大会まであります。
その北海道大会の様子です。
『スポGOMI甲子園・北海道大会』を開催 激闘を制したのはチーム「のりのりとものり」
当日は参加者全69人で、12.51Kgのごみを集めました!
2023年9月10日(日) 豊平川左岸 幌平橋たもと
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全23チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2023・北海道大会』を9月10日(日)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
・日程 2023年9月10日(日)9時00分~12時00分
・開催場所 札幌市中央区 豊平川左岸 幌平橋たもと
・参加人数 1チーム3名×23チーム=69人
優勝は札幌日本大学高等学校の「のりのりとものり」!拾ったごみの総量は圧巻の1.32kg!
全23チームが参加した北海道大会。初出場のチーム「のりのりとものり」がスピーディにごみを集め、序盤から圧倒的なリードを奪いました。2位、3位のチームも必死に食らいつきましたが、最後までその差は縮まりませんでした。結果、チーム「のりのりとものり」は、ごみ総量1.32kg/315.5ポイントを獲得し、準優勝チームに73ポイント差をつけて優勝。11月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。
北海道大会で集められたごみの総量は12.51kg
四方を海で囲まれた北海道は海洋ごみの関心が高く、各地でごみ拾いのイベントや清掃活動が行われています。会場の札幌市豊平川河川敷は、普段は市民の憩いの場、きれいに整えられ全くごみは無いように見えますが、実際に歩いてみると景観にそぐわないごみが所々に散乱しています。この残念な光景は、参加者たちのごみ拾いの意欲を駆り立て、やる気満々。競技開始とともにみんな勇んでごみを拾いに行きました。
優勝チームコメント
僕たちの強みはチームワークの良さです。今回はずばり東京に行くことをモチベーションに全力で落ちてるごみをくまなく拾うことが出来たのが良かったと思います。
スポGOMI甲子園で一緒に戦った他のチームからオリジナルアイテムを託されました。北海道代表として他のチームの分まで僕らがしっかりごみを拾って行きたいと思います。
ごみを無くし、少しでも日本をよくしていきたいです。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL :https://www.spogomi.or.jp/
活動内容 :スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
(参考:PR TIMES)
【スポンサーリンク】
これは使い勝手が良いゴミ箱だ
コメント 感想やご意見をお願いします