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ごみ拾いも楽しみながらできるという話題です。街や地域がきれいになる、島や海岸がきれいになる、観光客も気持ちよく観光ができる、そんな願いも込められています。
礼文町は、本格的な観光シーズン入りを前に、島内全域でごみ拾いをする恒例の「クリーン作戦」を行いました。礼文島観光協会や礼文建設協会など関係機関が協力し、約100人が浜辺やトレッキングコースを歩きました。
参加者は、町のマスコットキャラクター「あつもん」の描かれたごみ袋を片手に、ペットボトルのキャップや包装容器などプラスチック類を中心に1時間ほどかけて拾い集めました。
参加した観光協会職員は「観光客の皆さんに、ごみのないきれいな景色を見てもらいたい」と話していた。
一方、こちらはごみ拾いをスポーツ感覚で、という話題です。
スポーツ感覚でごみ拾い 札幌圏9高校、大通公園で競う 札幌稲雲、9キロ集め優勝
チームでごみを拾い、その量などを競う高校生対象のイベント「ハイスクール・スポGOMI(ごみ)大会」(札幌市主催)が23日、札幌市中央区の大通公園で初めて開かれました。札幌市と石狩市、江別市、石狩管内当別町の3市1町の9校22チーム65人が出場し、ごみ9キロを集めた札幌稲雲高のチームが優勝しました。
集めたごみの種類によってポイントがもらえ、燃えるごみは100グラム10ポイント、ガラスなどの燃えないごみは同5ポイント、瓶・缶は同20ポイント、ペットボトルは同40ポイント、たばこの吸い殻は同100ポイントと設定。これらのポイントを計算し、順位を決めるというものです。
各チームは原則3人で構成。この日は大通公園4~9丁目を会場に1時間かけてごみを拾いました。
札幌稲雲高の3年生チーム「もぐもぐ」の伊藤璃叶愛(りのあ)さん、目黒愛和(あいか)さん、山本和弥(なごみ)さんの3人は「たばこの吸い殻や乾電池など、結構ごみが多い。楽しく拾います」と草むらやベンチ下など、大通公園の隅々まで目を光らせていました。集めたごみは全チームの総量40・6キロの2割強に達し、多くのポイントも獲得して優勝が決まりました。
スポGOMIは、ごみ拾いにスポーツの要素を加えた競技。今回は多様性と調和、共生社会といった理念を浸透させる札幌市のプロジェクト「#まいにち金メダル」の企画として行われたものです。
今回のイベントとは別に、高校生の全国大会「スポGOMI甲子園」もあり、北海道予選も行われています。
(参考:北海道新聞電子版)
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