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なまらあちこち北海道|北の国から、五郎の家その後・富良野

北海道

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「北の国から」放送40年で

「黒板五郎3番目の家」の風呂場で始まったロケセットの建て替え作業

「黒板五郎3番目の家」の風呂場

セットの修繕に使う廃材を見定める参加者たち

作業は、元フジテレビのドラマロケセット企画制作美術プロデューサーの梅田正則さん(73)の指導を受けて行っています。梅田さんは1984年の「’84夏」から2002年放送の最後の「遺言」まで、ロケセットの制作を担当した方です。初日はボランティアとスタッフも合わせた5人が古くなった風呂場を解体し、建て替えの準備を進めました。

ロケセットはこれまでも修繕を続けてきましたが、風呂場の木には腐食部分もありました。新たに立て直す風呂場には、富良野地方各地の廃屋や取り壊される住宅の廃材を使うことになっています。

梅田さんは「『北の国から』の思い出を胸に訪れた人が壊れかけた施設を見て、記憶との落差でがっかりしないよう、古い味わいを出しながら修繕します」と述べ「ドラマのファンも参加して一緒に作り直し、施設を維持していけることが大切なんです」と述べています。

上富良野町から作業に参加した女性は
「最近、連続ドラマ24話を見返して、もっとドラマのことを知りたいと思って応募しました。木を運んだりする作業だけど楽しい」と喜んで語っています。

今回は風呂場を立て直すほか、納屋の修繕も行う。ボランティアによるロケセットの修繕は来年以降も続けられます。

今年分の修理が終わったロケセット「黒板五郎3番目の家」の風呂場
今年分の修理が終わった風呂場

 

木には腐食部分もあった解体前の風呂場

そして、ボランティアによる補修作業の今年分が終わりました。来年10月まで続く「北の国から」放送開始40周年記念事業の一環として、ふらの観光協会がボランティアを募り、10月下旬に東麓郷の「麓郷の森」内にある「黒板五郎3番目の家」の風呂場の修理に当たりました。

来春以降も近くの「五郎の石の家」など、他のロケセットでも補修を続ける予定です。

5日間の作業には富良野地方のほか、道内外の「北の国から」ファン延べ18人が参加しました。

修繕には、富良野地方各地の廃屋や取り壊される住宅の廃材も使いました。
「古い味わいを出しながら修繕する」
ためだそうです。

ふらの観光協会は「ドラマのファンが、セットの修繕をしている姿を観光客に見てもらうことも大切です」
と話し、来春からもボランティアを募って作業を続けることになっています。

「麓郷の森」「五郎の石の家」は23日で今季営業を終了し閉鎖されますが、麓郷市街地の「拾って来た家」は引き続きオープンしています。

(参考:北海道新聞社電子版、ふらの観光協会HP)

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