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なまらあちこち北海道|北海道の悠久の光に魅せられて・十勝

この記事を読むのに必要な時間は約 2 分20 秒です。

北波智史さんをご存知ですか? 北波さんは京都出身のプロのフォトグラファーです。
北海道に憧れて、北海道を好きになり、活動を続けるうちに十勝に居を構えて活躍されています。

北波智史が撮る色彩の十勝 空と海 悠久の光 冬の夜

きらめく星空を静かに映すジュエリーアイス。夜明けが近づき、水平線がほのかに赤く染まった=2022年1月
きらめく星空を静かに映すジュエリーアイス。夜明けが近づき、水平線がほのかに赤く染まった。
 1月下旬、夜の東の空には早くも夏の大三角と天の川がきらめいていた。澄んだジュエリーアイスが星空をひっそりと映し込んでいた。近づく夜明けに水平線が赤く染まり始めた。
 直径1メートル、厚さ20センチ近い大ぶりの氷を海岸に打ち上げた荒波は去った。暗闇には穏やかで優しい波音だけが響いていた。
 ジュエリーアイスが広く知られるようになったのはここ10年ほどのことだ。人がいても、いなくても、ずっと昔から氷は海岸に上がって、解けてを繰り返してきた。宇宙で輝く星を見ながら、悠久の時と人の存在の小ささを思った。

北波 智史さんのプロフィール

北海道に憧れ、プロフォトグラファーになりました。

日常の風景にひそんでいる、ほのかな色合いや素敵な光景を写真に写しています。ずっと見ていられる「優しい写真」をコンセプトに、四季の北海道を高画質の壁紙で発信します。


北海道の風景壁紙「ハルニレ夜明けのリフレクションNo.47」

北海道の自然に魅せられ、仕事の傍ら撮影を続けています。風景が一番魅力的になる時間、主に夜明けと夕暮れに撮影しています。

写真に関わる始まりは高校生の時でした。星好きの親友に出会い、天体望遠鏡で宇宙を見るうち、星を撮りたくなってカメラを手にしました。

毎晩のように月や星を撮るうちに、自然と被写体は友人や風景へと広がっていきました。

大学在学中に本格的に写真の道を志すようになりました。

2003年、そんな自分を試したくて、カメラを手にフランスからスペインへ至るサンチャゴ巡礼路900kmを歩きながら写真を撮る旅に出ました。

カメラを手に、知らない街を歩き、人と出会い、写す喜び。そのことを実感し、900kmを歩き終え、写真の道で生きていく決意をしました。

2005年、写真の専門学校に通い、改めて自分の進む道を確かめ、2006年にプロフォトグラファーになりました。2018年からは十勝在住です。

北波 智史が写す、月や星、トワイライトが彩る北海道の風景を楽しんでいただければ幸いです。

 

主な経歴

1982年、京都府京都市生まれ
2005年、北海道北見工業大学卒
   同年、日本写真映像専門学校(大阪)入学
2006年、北海道札幌市でプロフォトグラファーになる
2008年、北海道北見市へ
2011年、北海道札幌市へ
2018年、北海道帯広市へ

主な受賞歴

2005年、第23回北海道学生写真道展「北海道新聞社賞」

北波智史さんのHPはこちらです。
https://northwave-photography.com/

是非素敵な世界をご覧ください。

(参考: 北海道新聞電子版、North Wave photography)

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