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なまらあちこち北海道|永山南中吹奏楽部、3年連続全国へ・旭川

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吹奏楽と聞くと、何だか中・高の文科系部活動の象徴のような存在ですね。そんな活動の集大成とも言うべき大会を勝ち抜いて、その先の大会に進んだ学校の紹介です。

管内吹奏楽部、全力演奏誓う 永山南中が3年連続全国へ

全国大会での金賞を目標にする永山南中の吹奏楽部員
全国大会での金賞を目標にする永山南中の吹奏楽部
東日本学校吹奏楽大会に向けて練習する旭川南高の吹奏楽部

旭川市

 名古屋市で10月21日に開かれる全日本吹奏楽コンクールに旭川市立永山南中の吹奏楽部が3年連続で出場することが決まりました。
また、甲府市で10月初旬に行われる東日本学校吹奏楽大会には旭川南高と東川中の吹奏楽部が挑みます。それぞれ本番に向けて練習に励み「全国で金賞を」「最高の演奏をしたい」と意気込んでいます。

 永山南中(部員43人)は9月2日に札幌コンサートホール・キタラで開かれた全道大会で、中学生A編成の部(50人以下)に出場し、17校中、札幌市立向陵中とともに全国大会進出を決めました。曲目は課題曲がマーチ「ペガサスの夢」、自由曲が「管楽器と打楽器のための交響曲第2番」。

 顧問の山口清司教諭(46)は「全国大会に行けると思っていなかった」。3年生は各学年で最も少ない12人。山口教諭は「技術面や精神面などで弱さもあった」と振り返っていました。
 7月には山口教諭が入院し、2週間不在になりました。その間、3年生が中心となって合奏を行い、自由曲について積極的に意見を交わしたそうです。部長の古沢愛唯さん(15)は「先生がいなかったことで、3年生がさらにまとまった」と話します。
 全国大会は3年連続出場となり「全学年が『負け』を知らない」(古沢さん)。その分、プレッシャーも大きいですが、古沢さんは「全審査員から最高のA判定の『オールA』で金賞を取りたい」と意欲を見せています。

旭川南高、東川中も

 一方、旭川南高吹奏楽部は8月31日に開かれた北海道吹奏楽コンクールの高校C編成の部(25人以下)を勝ち抜きました。東日本学校吹奏楽大会への出場は2017年以来6年ぶり3回目です。本番は10月8日。北海道と東北、東京など6支部の18校が出場します。
 旭川地区予選の前、音がそろわない部分を徹底的に練習しました。今月初めまで部長を務めた島貫葉菜さんは「本番の2、3日前にやっと全員が同じ方向を見て頑張れるようになった」。地区予選と全道大会の当日、島貫さんが部員一人一人に背中を押す手紙を書いたのです。
副部長の松川優花さん(3年)も「部長が島貫さんだったからここまで頑張れた」。今月、新部長となった田辺日陽さん(2年)は「自信を持ってやりきったといえる演奏をできるように頑張りたい」と意気込んでいます。
 東川中吹奏楽部は中学生B編成(35人以下)で10月7日、5年ぶり5度目となる東日本学校吹奏楽大会に曲目「三つのジャポニスム」で臨みます。
 吹奏楽部顧問の辻秀博教諭(54)は「北海道代表として、今まで行ってきた練習を信じて心に届く演奏をしていきたい」と抱負を話していました。

(参考:北海道新聞ニュースエディター)

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