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広大な平野が続く十勝。その十勝を代表する「十勝千年の森」がイギリスでもその美しさが認められています。
夏の終わりから、秋にかけて自然の中に身を置くひと時を楽しむのはいかがでしょうか。
世界にも認められた「十勝千年の森」で楽しむガーデン散策
日山脈の麓、広大な敷地に5つのガーデンをもつ「十勝千年の森」。多くの木々が生い茂り、鳥のさえずりが聞こえ、時折リスの姿も見られる、普段の喧騒を忘れてしまうくつろぎのガーデンです。
なかには、英国ガーデンデザイナーズ協会の大賞などを受賞した庭もあり、その美しさは世界的にも認められています。そんな「十勝千年の森」の魅力をご紹介します!
森の木々たちがお出迎え「エントランスフォレスト」
十勝千年の森では、訪れる人をお迎えするのはやはり「森」。かつてこの庭を作ろうとしたときには、木々や笹が無造作に生い茂っていました。密生する木々を間伐し、笹刈りを繰り返して手入れを続けることで、土の中で眠っていた植物たちが姿を表すようになったそうです。
人と植物の力で、息を吹き返した森が迎えてくれる「エントランスフォレスト」は、秋までさまざまな植物を楽しむことができます。
日高山脈を望む雄大な庭「アースガーデン」
心地よいフォレストガーデンを抜けると、空間は一気に開けて「アースガーデン」が眼前に広がります。日高山脈を借景に広がる十勝らしい庭のイメージを形にしたそうです。地形の大きさ、高さ、配置、勾配にこだわって、17の丘を人工的に設置しています。連続する丘と、そこで風に波打つ芝が光の陰影を演出してくれます。
野の花たちが季節を知らせてくれる「メドウガーデン」
アースガーデンから園路を抜けると見えてくるのが「メドウガーデン」。ここは、自然植生をモデルにした「ナチュラリスティック・プランティング」の植栽デザイン手法を取り入れています。十勝の在来種とそのルーツを汲む園芸種、気候の似た北米の植物を選び、共生のバランスを見ながら上手に組み合わせて植栽しています。
野の花たちは、春~夏の美しさはもちろん、秋にもその繊細で可憐な花々を見せてくれます。
かわいらしいヤギたちに出会える「ゴートファーム」
十勝千年の森では日本ザーネン種というヤギを約60頭飼育しています。それが「ゴートファーム」で、心が癒やされる牧歌的な風景を見ることができます。飼育しているヤギのミルクで作る国内では珍しいシェーブルチーズ(ヤギ乳のチーズ)や地元の牛乳を使ったチーズの生産、販売を行っています。
散策の後はカフェ「キサラ」でひと休み
ガーデン散策の休憩は、カフェ「キサラ」で。十勝千年の森で作られたチーズなどの販売のほか、コーヒーや軽食を楽しめます。晴れた日には外のテーブルでアースガーデンを眺めながらのんびりとコーヒーブレイクを。
十勝千年の森(とかちせんねんのもり)
住所:北海道上川郡清水町羽帯南10線
TEL:0156-63-3000
営業期間:4月下旬~10月中旬(2022年は4月23日~10月16日)
営業時間:9時30分~17時(季節により変動あり)
定休日:期間中無休
(参考:るるぶmore)
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