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なまらあちこち北海道|豪快モロによる線路の除排雪・小樽駅

北海道

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線路の除雪は夜中に実施されることが多いため、あまり目にすることはできませんが、このほど北海道新聞の記者による小樽駅で撮影したものが公開されました。

小樽駅で今季初「貨車積み」 除雪機械「モロ」出動→三つの線路上を排雪

2番線の周囲の雪を駅舎側に飛ばす「モロ」=9日午前2時20分

2番線の周囲の雪を駅舎側に飛ばす「モロ」

 JR小樽駅で8日深夜から9日早朝にかけ、線路の雪を貨車に積んで駅構内の堆雪場所に運ぶ「貨車積み」という排雪作業が行われた。同駅は西側は崖、東側はビルに囲まれ、線路の周囲に雪を飛ばすスペースがほとんどなく、道内在来線の駅では唯一、この手法で排雪している。

11トントラック10台分

モロの通過後に人力でポイントを除雪する作業員たち

続いて4番線周囲の雪を3番線の上にまとめる=9日午前3時

続いて4番線周囲の雪を3番線の上にまとめる

線路周辺にたまった雪を力強く飛ばすモロ=9日午前3時5分
線路周辺にたまった雪を力強く飛ばすモロ

モロの通過後に人力でポイントを除雪する作業員たち=9日午前2時35分
線路周辺にたまった雪を力強く飛ばすモロ

中央の3番線に両隣の2番線と4番線の雪が集まった=9日午前3時5分

中央の3番線に両隣の2番線と4番線の雪が集まった

2番線に黄色い貨車がくっきりと見える=9日午前3時40分

2番線に黄色い貨車がくっきりと見える

3番線の「モロ」が2番線の貨車に向けて雪を飛ばす=9日午前3時45分

3番線の「モロ」が2番線の貨車に向けて雪を飛ばす

 作業は、同駅発着便の運行がほぼ終了した8日午後11時半ごろスタート。「モロ」と呼ばれる除雪機械が、列車の待機や編成替えで使う駅西側の留置線の雪を順々に崖側に飛ばした。
 貨車積みの対象は、2本あるホームに挟まれた3本の線路の雪。9日午前2時すぎから、モロはまず西側の2番線、続いて東側の4番線の雪を中央の3番線の線路上に集めた。午前3時20分すぎ、2番線に屋根がない黄色い貨車が3両連なって登場。モロが飛ばす3番線の雪を受け止めながら、ゆっくり並走した。

 貨車積み作業は午前4時ごろ終了。貨車は構内の堆雪場に移動し、雪は重機で下ろされた。今回貨車積みで移動した雪は11トントラック10台分ほどで、今後市内の堆雪場に運ばれる。今季の貨車積みは今回が初。毎冬数回行われるが、人手がかかるため、回数をできるだけ絞っているという。
(参考:北海道新聞ニュースレター)

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