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美容プランナーが厳選! おすすめ“美肌”タオル5選
汗が気になる季節です。汗拭き、お風呂上り、洗顔にも、お肌に優しいタオルで肌をいたわりたいあなたのために、素敵なタオルをご紹介いたします。
西村直子さん
人気美容プランナー・西村直子さんのおすすめをご紹介! 「タオルが変わると肌が変わる」。
生まれた瞬間から肌に触れるアイテム。また、入院、介護が必要な母を見て感じるのが、人生の終盤にはよりお世話になる、それがタオルです。
タオルの心地良さ一つで、癒されたり安心したりと、毎日の暮らしには欠かせないアイテム。私にとって、コスメアイテムの選び方と同じくらい大切にしているのがタオル選びです。まさに、タオル選びはスキンケアなのです!
今、美容では“摩擦レス”が主流となり洗顔やメイクでも「いかに優しく丁寧に、肌に負担をかけないか」がテーマとなっていますが、中にはガシガシのタオルで大事なお顔を包んでいる方もいるのではと思います。
生まれたばかりの新生児の柔肌を守るために、タオルや衣服にと気を配りますが、出産後のデリケートな状態のママたち自分が使うタオルは二の次。アレルギーのある肌、少しの刺激で炎症を起こしやすい肌、また肌機能が年齢とともに落ちてくるマチュアな肌には新生児と同じく、肌触りの良いタオルで肌を守り育てたいところです。
いつかオリジナルのスキンケアタオルが作れないかなと思うほどタオルが大好きな私。その私が、お肌が喜ぶタオルをセレクトします!
布良/ふらそらクロス
Photo:Naoko Nishimura
丁寧にひとつひとつ手摘みされた有機栽培の綿花を手紡ぎで織るので、ざっくりと目の荒いタオルなのですが、一度手に触れ、肌に触れると忘れられない優しさがあるのです。
最後は土に埋めて地球に戻すことができる生態系にも優しいタオル。天然のリカバリーウエアのような優しさや穏やかさがあるこの独特の肌触りの虜になり、生理用ナプキンとして使われる方もいるほど。
自律神経が乱れやすい方には、良質な天然素材のタオルを是非使っていただきたいです。
白雪ふきん/白雪スクワランうるおいたおる コンパクト
Photo:Naoko Nishimura
こちらのタオルに出逢ったおかげで、大きなトラブルもなく肌の質をキープ出来ているのではと思うほど。
初めて手に取った方は、ふわふわで滑らかな肌触りに驚くはず。スクワランオイルを練り込んだ植物レーヨンの素材は水で濡らしたクールタオルにピッタリ!ひんやり感が続くので、日々の小さな炎症が表面化する前にクールダウンさせてくれます。
一回り大きいサイズを、枕カバー使いとしてもオススメです。
TAKAMI/タカミ美肌コットンクロス
Photo:Naoko Nishimura
どうしても肌が荒れてしまう。ちょっとした刺激で吹き出ものができやすいという肌には洗濯洗剤を使ったタオルはできれば避けたいところ。また、丁寧に水洗いをしても残った菌による刺激で肌が荒れてしまう恐れも。
そのような時は衛生面を重視した天然コットン100%のメッシュクロスがおすすめ。特殊製法で洗顔料を使わなくても古い角質を優しく拭き取ることができるので、何も使えない肌には救いの使い捨てタオルです。
旅行用としても最適です。
ハートウェル/CUOL備長炭スチームマスク
Photo:Naoko Nishimura
美肌づくりのために開発された温冷両用のタオルマスク。
フェイスラインでタオルがクロスし、下からグッと持ち上げられ、顔にフィットするデザインに感動!つい長風呂になってしまうときに、このタオルを濡らさずに着用していると、熱がこもりしっとりとしてきます。
シメは冷たいお水に浸したこちらでクーリング!両面使えるので、コットンの毛羽立ちが苦手な方にはガーゼ面側がおすすめです。
浅野撚糸/Perfec10(パーフェクテン)for face
Photo:Naoko Nishimura
サロンでこのタオルが出てきたら「わかっているな!」と通い続けてしまいます。
糸の会社がスキンケア発想で作ったタオルです。分かりやすいポイントとして、新品のタオルは毛羽立ちが気になり、顔にまとわりつく糸クズに不快感を覚えることもありますが、こちらはその負担感が少ない。毎日の暮らしの格が上がる!と実感できる肌心地です。
ふわふわと柔らかいタオルですが、弾力感や厚みがしっかりとあるので顔を預けたくなる安心感があります。
Photo:Naoko Nishimura
今回おすすめのタオルはどれも秀逸!美容賢者であるエレ女の皆さまにはコスメと同じくその日の肌や気持ちに合わせてタオルを選んでいただきたいです。
また、今日から実践していただきたいのが、洗顔後、乾いたタオルで顔を拭くのではなく、一度水に浸し、固く絞ったタオルで顔を包んでいただきたい。水滴は吸収し、肌のキメに残る大事な水分までは取り過ぎないのです。その後の化粧水の馴染みがとても良いので乾燥肌で悩む方には特に試していただきたいです。
更に、顔に使うタオルは、風合いが落ちる前に交換するのが私の理想です。 スキンケアに最適なタオルとしての肌触りはアイテムの素材にもよりますが、30~50回くらいが最も適している範囲。その後は風合いが落ちてくるので肌への負担にもなります。 だからといって、そのタオルは処分・・・ではなく、エレ女の皆さまにはエシカルで美しい日常をご提案します!
スキンケアタオルの多くは繊維がとても繊細なので、実は水洗レバーの水垢や床汚れまでとても良く落ちるのです。グラスの曇りなどもとても綺麗に磨けます。
フェイス→食器ふきん→ダスターと、最後まで使い倒す、まさにエシカルなタオルなのです。 肌に触れるために存在するのがタオル。肌が感じる心地良さは脳に伝達しストレス緩和に繋がります。
高い美容液を使っても効果を感じられないと思われるときはタオル選びから見直してみてはいかがでしょうか。タオルが変わればきっとお肌も変わると信じて、私のスキンケアタオル選びはこれからも続きます。
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