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なまらあちこち北海道|旧小学校体育館で醸造のクラフトビール初出荷・鶴居村

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道東の鶴居村の旧・茂雪裡(もせつり)小の体育館跡で醸造していたクラフトビールがついに完成しました。これから出荷にむけて樽詰めに入っています。1か月前にスタートした時の記事も後ろに掲示しています。

「品質良く仕上がった」

鶴居村の旧茂雪裡小体育館を改修したブラッスリー・ノットで進むクラフトビールの樽詰め作業(小川正成撮影)
クラフトビールの樽詰め作業

閉校した釧路管内鶴居村の茂雪裡(もせつり)小の体育館跡で、8月中旬に稼働した釧路、根室管内唯一のクラフトビール醸造所「ブラッスリー・ノット」が、21日のビールの初出荷に向け、樽詰め作業を進めています。

上川管内上富良野町やカナダの醸造所で責任者を務めた醸造家の植竹大海(ひろみ)さん(36)が、村内で起業した「ノット」が運営している醸造所です。2004年の閉校後、体育館の活用方法を模索していた村が無償貸与し、同社が醸造を始めたものです。

21日に出荷するのは、いずれも村内の水で仕込んだペールエールと白ビールの2種類で、釧路や東京など全国70カ所の飲食店に容量13・5リットルの樽を計150本出荷することになっています。初年度は今回の2種を含む5種、計4万リットルの製造を目指しています。

初出荷分の樽詰めは18日から始まり、19日に作業を見守った植竹さんは「鶴居の水は醸造に適した軟水で、品質の良いビールに仕上がりました」と話していました。年内にも同醸造所内に直売所を設け、小売店向けの缶ビール(350ミリリットル)も同時期に発売する予定となっています。

クラフトビール仕込み開始 鶴居の醸造所ブラッスリー・ノット

クラフトビールの仕込み作業が始まった「ブラッスリー・ノット」(国政崇撮影)
クラフトビールの仕込み作業が始まった「ブラッスリー・ノット」

閉校した村立茂雪裡小の体育館跡に開設されたクラフトビール醸造所「Brasserie Knot(ブラッスリー・ノット)」が、ビールの仕込みを始めました。鶴居の水を原料に初年度はビール5種、計7万4千リットルの醸造を目指します。

ブラッスリー・ノットは、国内やカナダ・トロントのクラフトビール醸造所でビール造りを指揮してきた醸造家、植竹大海(ひろみ)さん(36)が創業した株式会社Knot(ノット、鶴居)が運営しています。村から無償貸与された築34年の体育館を改修し、18日に醸造を始めました。

醸造所は、仕込み釜4台と、4トンまで貯蔵可能な高さ5メートルのタンク10台を備え、最大で年間60万リットル醸造できます。当初は、7月にもビールを発売する予定でしたが、新型コロナウイルスやロシアのウクライナ侵攻の影響で資材や原料の入手が遅れ、醸造も遅れたというのが現状です。

19日には「ベルジャンウィット」と呼ばれるフルーティーな香りのビールを仕込み、植竹さんや職員が麦芽を粉砕し、麦汁にホップを凝縮したペレットを投入するなどしていきました。

ノットは、9月下旬までに業務用の樽ビール(12・5リットル)の販売を始め、缶ビール(350ミリリットル)は10月中旬発売を目指します。また、醸造所内の直売所を缶ビール発売と同時にオープンし、専用ボトルで量り売りもする計画です。植竹さんは「待ってくれているみなさんに、早く鶴居産ビールを届けたい」と力を込めていました。

是非一度飲んでみたいものです。

(参考:北海道新聞電子版)

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