この記事を読むのに必要な時間は約 1 分23 秒です。
高山植物楽しみながら頂上へ
６月19日、十勝岳で３年ぶりに山開きが行われました。
上川管内美瑛町と上富良野町、十勝管内新得町にまたがる十勝岳（２０７７メートル）で１９日、山開きが行われ、地元観光協会などが主催する登山会に計１１１人が参加しました。
新型コロナウイルス禍で登山会実施は３年ぶりです。
美瑛町側の登山口から出発した参加者３２人は、白い花が咲くマルバシモツケ、黄色い花のメアカンキンバイなどの高山植物を楽しみながら頂上を目指しました。
マルバシモツケ（左）とメアカンキンバイ
小学３年の息子と参加した名寄市の女性は
「３年前に家族で来た時には途中までしか登れず、その後はコロナで挑戦できませんでした。山頂まで登れたことで子どもの成長を感じました」
と笑顔で語っていました。
一方、上富良野町側からは７９人が参加し、十勝岳や富良野岳の山頂などを目指す四つのコースに分かれ、登山を楽しみました。
登山会を主催したかみふらの十勝岳観光協会の事務局長は
「晴天に恵まれ、登山日和になってよかった」
と喜びを語っていました。
今後の登山についての注意事項
1.登山コースにはまだ残雪があることがあります。登山靴でご参加ください。
2.山の気候は変わりやすいので、充分暖かい服装、装備でご参加ください。（雨具等をご用意ください）
3.事故の責任は一切負いかねますので、自分の体力にあったコースを選んでください。
4.登山にふさわしくない服装等で参加の場合は、コース変更、または受付をお断りする場合がありますのでご了承願います。
５.自然はみんなのもの。小さなゴミも捨てることなく持ち帰りましょう。
コメント