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開拓時代から、北海道の行政を担ってきた旧北海道庁舎(通称赤レンガ)が本格的な改修工事に入りました。長年庁舎を守って来た赤レンガの帽子(八角塔)が外され、見慣れない姿になりました。
改修工事進む道庁の赤れんが庁舎 「八角塔」の屋根切り離し
大規模な改修工事が進められている北海道庁の旧本庁舎「赤れんが庁舎」で、3日朝早く、建物を象徴する「八角塔」の屋根を切り離して移設する作業が行われました。
札幌市中央区にある道庁の「赤れんが庁舎」は建設から100年以上がたち、大規模な改修工事が進められています。
庁舎は天候に左右されずに工事を行うため、「素屋根」と呼ばれる囲いで覆われれることになっていて、これを前に3日は、建物の中央上部にある「八角塔」の屋根を切り離す作業が午前5時から行われました。
帽子を脱いだ赤レンガ庁舎
作業は2時間近くかけて行われ、作業員たちは屋根の下に挟み込んだ台にワイヤーをつなぎ、クレーンでゆっくりとつるし上げ、近くの保管場所に移設しました。
道によりますと、「八角塔」の屋根はことし10月から補修が行われる予定で、これにあわせて一般にも公開され、間近で見学できるということです。
道建築整備課の松原昭仁主幹は「無事に作業が終わりほっとしています。改修工事を経て庁舎がより親しみやすい建物になればよいと思います」と話していました。
「赤れんが庁舎」の改修工事は3年後の令和7年まで行われ、再来年5月には「八角塔」の屋根が元の位置に戻されるということです。
(参考:北海道新聞電子版、北海道HP)
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北海道のおいしさおとどけします。morimoto(もりもと)
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