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ルパン三世の生みの親、モンキー・パンチさんは道東・浜中町で生まれ育ちました。
「ルパン三世」の作品を数多く世に出してくれた「モンキー・パンチ」さんは2019年4月11日に、惜しまれながら旅立ちました。
出身の浜中町では、彼の功績を称え、何年も前から、釧路~根室間をむすぶJR北海道「花咲線」の車両(キハ54型気動車)1両に、オリジナルデザインのキャラクターをラッピングしています。

また浜中駅を含め、茶内駅・浜中駅・姉別駅には等身大のパネルが設置してあり、思わずカメラを向けたくなるほどです。しかし、停車時間の関係で、すべては撮れませんでした。やはり降車してゆっくりと時間を取るべきでした。


さらに今年4月、観光施設「モンキー・パンチ・コレクション」(入場無料、月曜休館)が浜中町総合文化センター内に誕生しました。故モンキー・パンチさんの遺品と「ルパン三世」資料を一堂に展示したものです。
再現された仕事部屋や、ファンが喜ぶ「お宝」の魅力を紹介していますが、ファンには垂涎の世界でしょう。「お宝」はガラスケースに入れられ、ライトに照らされており、その独特の雰囲気を醸し出しています。

黒い天井と壁、ルパン三世のテーマ曲が流れる美術館風の部屋。ガラスケースに入る20点の「お宝」をスポットライトが照らす。2018年まで約10年間、東京ドームのアトラクション「ルパン三世『迷宮の罠(わな)』」で展示された模型作品だ。閉鎖後に半分ほどが浜中町に譲られた。
館内に詳しい説明はありません。飾られた「宝物」を見て、いつのどの作品か分かるかどうかであなたの「ルパン愛」が試されるようになっています。
浜中町内には、キャラクターの仮想店舗「霧多布座」「PUB FUJKO」「JIGEN’S BAR」「居酒屋五ェ門」が用意されています。記念撮影にはもってこいのおもてなしの配慮が感じられます。
浜中町のバスや「霧多布中央ハイヤー」の車両に、オリジナルデザインのキャラクターをラッピングされています。ラッピングハイヤーやバスで、浜中町周辺の観光めぐり。素敵な記念写真も撮れて、いい思い出づくりが出来そうですね。
2012年から開催されている「ルパン三世フェスティバルin浜中町」は、イベント限定の特別展示やトークショー、新作オリジナルグッズなどのルパンコンテンツと、浜中町ならではのご当地グルメが大集合します。北海道内はもちろん、全国からファンが集まるイベントに、あなたもぜひ参加しませんか?
(参考:北海道新聞電子版、浜中町観光協会HP、浜中町HP、ウィキペディア、JR北海道HP)
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