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なまらあちこち北海道|サクラマスのジャンプ・清里町

グルメ

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生きる力を感じるジャンプ

皆さんは鮭が遡上する姿はよくニュース等でご覧になることはあると思います。毎年その時期になると報道されますよね。

感動を呼ぶジャンプ

しかし、マスの遡上はあまり見ません。それほど大きく取り上げられることはありませんね。それは数量の違いなのでしょう。鮭は全国的に流通し、全国の家庭でも口にすることができますが、サクラマスはそれほど流通していませんからね。

今年も、北海道東部のオホーツク海に注ぐ斜里川で、サクラマスの遡上が始まりました。

清里町の「さくらの滝」では、激流にはね返されながらジャンプを繰り返し、上流の産卵場所をめざす賢明な姿が、見る人の心を打つことで知られています。

 

 

サクラマスは卵からかえってから幼魚期を、その川で川で過ごします。その頃と一生をその川で過ごすものを「ヤマメ」と呼びます。

しかし、その多くは海に下り、栄養を蓄えて元の川に戻ってきます。海から戻った時の体は、ヤマメに比べると、同じ魚とは思えないほど大きくなっています。

50センチほどにも成長したサクラマスが滝つぼから空中を飛んで、滝にに突き刺さって行く姿は、心から「頑張れ」という言葉が出てきます。

「さくらの滝」は斜里川の中流にあり、毎年6月から8月には、サクラマスが産卵のために海からこの川へと戻ってきます。

市街地からは車で20分ほどで、「さくらの滝」に着きます。きよさと漁組によると、毎年およそ3000匹が戻ってきますが、落差3メートルほどの滝をのぼれる魚はわずか300匹ほどで、のぼれなかった魚はこの滝周辺で産卵するそうです。

関係者は「お盆あたりまでは見られるので、コロナが落ち着いたらぜひ見に来てほしいです」
と話していました。

サクラマスのジャンプの様子

寿司ネタとしては高級

私はサーモン(鮭)も好きですが、サクラマスは脂の乗りもよく、美味しいと思います。

寿司屋さんの話では、サクラマスには時々非常に体高がある「板マス型」というのがあって、これは本当に脂ののった個体で頭に「幻の」がつくほど美味だそうです。ですから値段もビックリするくらいに高いそうですよ。

一方で、生では「アニサキス(寄生虫)」の心配があります。しかし、これはマイナス20度で24時間、または70度で1分の加熱をすれば大丈夫ということです。

(参考:朝日新聞DIGITAL、NHKニュース、きよさと観光協会HP)

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